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りょうちゃんのことはこちら

天使のりょうちゃんのことはこちら

 

 

りょうちゃんのことを書くにあたって外せないのが、『後頸部浮腫=NT』のこと。(以下はNTと書きます)

 

NTとは、Nuchal translucencyの略で、超音波検査で胎児の首の後ろに見られる透明な部分を指します。 リンパ液が溜まった状態と考えられており、日本語では後頚部浮腫と言われています。 胎児矢状断面(体を縦方向に割って見た面)で見える透明な部分の内側から内側までの最大幅を測定します。

(クリフム夫律子マタニティクリニック胎児診断センターより)

 

 

 

※これからはNTにまつわる病気について私個人の当時の想いをそのまま記述しています。気分を害した方がいたらごめんなさい。お許しいただける方だけ読んでください

 

 

 

 

 

 

 

前回からの続き。

 

 

 

えい君の時に産婦人科医から言われたことが引っかかったことで調べて初めて分かったNT。

 

 あんちゃんの時に検索しまくったNT。

 

りょうちゃんを妊娠した時もすぐにNTのことが頭をよぎっていた。

 

 

そしてその不安は的中した。その時の記事はこちら

 

 

まさかあんちゃんに続きりょうちゃんまでもがNTを指摘されるなんて。それもあんちゃんよりもNTの長さが半端ない。

 

 

近くの産婦人科から「こども病院」に紹介状を書いてもらい受診することになった。

 

エコーを丹念にしてもらう。その時の記事はこちら

 

 

 

NTの長さは「8mm」

 

 

その時にこども病院の産婦人科医が見せてくれた資料の一つがこれ↓

 

 

りょうちゃんのNT 8mmを当てはめてみると

 

 

左端のグラフは染色体異常率。

8mmは65%

半分以上の確率。

 

真ん中二つのグラフは染色体に異常が無い場合に胎児が死亡する確率とその他の先天異常を持って生まれてくる確率。

8mmは20%は生まれてくる前に亡くなり、例え生まれたとしても45%、約半分は異常がある。

 

右端のグラフは健康に生まれてくる確率。

8mmは15%

何かしらの疾患があるってことか、、、

 

 

 

 

 

この時産婦人科医は

「このグラフは8mmまでしかないけれど、実際は測り方によっては8mm以上あったからそれ以上なのかもしれません」と。

 

 

 

あの時はとにかく落ち込んだし、不安だった。

 

お腹の中で死んじゃうんじゃないか。

 

大きな病気なんじゃないかと。

 

私達は羊水検査をすることに決めた。

 

結果は陰性だった。

 

 NTはそのまま後頸部浮腫として残るものの、羊水検査をした後は何も言われ無くなった。

 

「こちらからも浮腫はどうですか?」と聞いても医師からは「まだあるね〜」ぐらい。

 

医師からしたら浮腫よりもその原因が需要だったんだろうけど。

 

 

 

 

そして

りょうちゃんは無事に生まれました。

 

ただし先天異常があり重大な合併症を持っていました。

 

 

ちなみに胎児の時に見つかった病気は

・左心低形成症候群

・大動脈縮窄症(発見時は大動脈離断症)

・心室中隔欠損症

・卵円孔早期閉鎖

・右口唇裂

・右単一臍帯動脈

 

 

 

 

やはり、グラフはデータを分析しつくした資料なのでほぼ正確な情報だと思います。

 

グラフの確率、当たっていますよね。

 

 

 

 

でも、

 

 

でもね、

 

 

これだけは言いたい!!

 

 

 

 

りょうちゃんは死んじゃったので、全然説得力無いのかもしれないけれど、

 

りょうちゃんはきちんとNTの呪縛を克服したんだと。

 

心臓の手術も成功し、口唇裂の手術も乗り越えたんだから。

 

 

 

 

 

NT=必ず異常では無いんだ。

 

 

 

 

 

(わざわざ書かなくても検索すれば普通に書いてますけど

 

 

 

不安になられる方がいたら、必要以上に惑わされること無く穏やかに過ごせますように。

 

 

(さんざん不安にさせるような書いといて、すみません滝汗