生命保険の「嘱託医」とは? | 保険日記

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生命保険会社9社、損害保険会社1社の保険代理店経営者です。

生命保険に加入する際には、必ず健康状態のチェックが必要となります。


勤務先などで健康診断を受診されている場合には、その結果表を提出すればよいのですが、受診していない場合、または紛失している場合などは、加入時に医師による診査を受けなくてはいけません。


そんななかで、先日、加入手続きを進めているお客様から以下のような質問を受けました。


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知っている病院があるので、

そこで受診してくればいいですか?

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答えは、「NO」です。


生命保険に加入するときの医師は、お客様が知っている医師ではなく、生命保険会社が契約している医師となります。


これを「嘱託医」と言います。


そして、生命保険会社が用意している所定の診査報状によって、決められた診査を受診していただきます。


血圧、尿、心電図、血液検査など保障の大きさによって必要となる診査項目を変わりますが、必ず所定のルールに基づいて診査を受ける必要があります。


通常、生命保険会社は全国に嘱託医を配備しています。


なのでどこにお住まいでも、近くに1件くらいは、嘱託医が見つかるはずです。


この診査料金は保険会社が負担しますので、お客様は一切、費用を負担する必要がありません。


ただし、もし仮に嘱託医以外で受診してしまった場合、生命保険契約申し込みのための診査をすべて無効となり、費用もお客様負担となってしまいますので、十分に気をつけてくださいね。


嘱託医は、保険会社の担当者または代理店に依頼すれば、最寄のクリニック等を探してくれます。


生命保険に加入する際のご参考にしてくださいね。


保障金額が少額の場合にはご本人の告知のみで医師の診査が不要になることもあります。


合わせてご確認くださいね。




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