こんにちは!
内向型さんの
心と暮らしを整えるサポートをしている、
現役の精神科作業療法士、あきです。
普段は、
心のケアやリハビリの
お仕事をしています
前回から少し日が空いてしまいましたが
あなたはいかがお過ごしでしたか?
前回は
HSPさんの気質として代表的な
感覚の鋭さや刺激の敏感さについて
「実はすごいことなんだよ!!!!」という
想いを綴りました。笑
本日はその続編になります✨
「刺激の敏感さを活かすコツ」を
2つお伝えできたらと思います。
刺激の敏感さを味方にする2つのコツ
① 自分の「センサー」を知る
まず大切なのは、
自分が
どんな刺激に反応しやすいのかを知る
ことです!
人によって敏感なポイントは違います。
音、光、人の感情、雰囲気…。
人それぞれ敏感さは違うんですよね。
因みにわたしは
人の感情に一番敏感なタイプです![]()
なので、いやでも人の反応がすごく
気になってしまいます…
「楽しんでくれているかな?」
「話しかけたけど、迷惑じゃなかったかな…?」
と、ついつい
気にしてしまいます![]()
人をよく観察してしまうのは
ある意味、精神科の作業療法士という
わたしの職業病な部分もあるかもしれません^^;
精神科のクライアントさんは
とっても感覚が鋭くて敏感な方が多いので
相手からどのように見られているか?
どうふるまったら、安心してもらえるか?
等、自分の言動などを深く分析し、表現する
必要があるからです。
HSPなあなたも、
自然にしているかもしれませんね…!
そんなあなたに試してほしいこと
一週間、簡単なメモをとってみてください。
●「今日疲れたな」と感じた時、
その前に何があったか?
●「心地よかったな」と感じた時、
どんな環境だったか?
・大きな音がした時?
・明るすぎる場所にいた時?
・たくさんの人と会った時?
・急な予定変更があった時?
・誰かの機嫌が悪かった時?
などなど…
パターンが見えてくると、
対策が立てやすくなります^^
「自分は音に敏感なんだ」とわかれば、
カフェで作業する時は静かな席を選ぶ。
「予定変更が苦手なんだ」とわかれば、
予定には余裕を持たせる。
自分を「知ること」。
これがすっごく大事なんです💡
② 刺激との「距離感」を調整する
自分のセンサーがわかったら、
次は刺激との距離感を調整していきます。
例えば
このような環境調整などができます^^
・騒音が苦手なら、
ノイズキャンセリングイヤホンを使う
・光が気になるなら、
サングラスや帽子を活用する
・人混みが疲れるなら、
移動時間をずらす、休憩時間を意識的に確保する
(トイレの個室でもOK)
など…
これはごく一部で、かなり一般的な対策なので
目新しさはないかもしれませんが…
人それぞれにフィットする方法があるかと思います。
刺激の受け取りを完全に0にすることは
難しいけど、
100を70にしたり、50にするなど…
刺激量は環境の調整によって可能です◎
因みに…
困りごととその対処をクライアントと
一緒に考える。
どうしたら少しでもマシに過ごせるか。
これはわたしが本業で
クライアントさんと常日頃やっていることの
一つでもあります💡
わたしは作業療法士として
働いているのですが
職業柄、こういった分析が
得意なんですよね![]()
困りごとに対して、
何が原因となっているのか?
その人はどう困っているのか?どうなりたいのか?
その人の価値観は?
などなど…
書き出すときりがないのですが…笑
さまざまなお話を聞いたり実際に見たりして
評価し、仮説を立てて介入し、
その方の困りごとを
解決していく…
というようなイメージでしょうか![]()
そんなことをしています![]()
(話がそれましたね…!すみません
)
因みに、刺激に敏感な特性を持つのは
HSPさんだけでなく、発達障害さんにも
あることです。
特性や気質にかかわらず
同じ悩みを抱えている人に共通して使える手段です^^
わたしは自分でADHDの要素もあると思っていたりもします![]()
そして、仕事柄、
心の病のある方や発達障害さんにもかかわるので
環境調整をして刺激量を減らすという
考え方は医療でもよく使うんですよね![]()
自分なりの対策や対処を
お守りがわりに持っておくのが
とてもおすすめです!
ぜひ、あなたに合う方法を模索
していただけると良いかなと思います![]()
刺激を受け取りすぎて、疲れやすかったり
思い悩むことも多いですよね…
ですが、
100%問題解決できなくても
工夫によって
和らげることはできます。
この刺激の敏感さは、
捉え方を変えると唯一無二の才能にも
生り得るとわたしは思っています![]()
![]()
自分を知り、そのうえで対処を考える。
これがとっても大事です![]()
![]()
自分を研究して、生きづらさをすこしでも
減らせる方が増えるといいな~と
思います![]()
わたしはこんな方法で
対策してるよ!
など、アイデアがあれば
よかったら教えてくださいね!
それでは、ここまで
お読みくださりありがとうございました😊
また次のブログでお会いしましょう!



