心にとめておきたい言葉たち。 | ColorBerry

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最近、愛用の「ほぼ日手帳」に
心に留めておきたい言葉を書き込むようにしています。

目にしたとき(または耳にしたとき)に心の中にすとんと落ちてきて
しばらくじんわりと溶け込んでくるような不思議な言葉たち。
忘れてしまうのはもったいないので、手帳を見返すたびに心の中で繰り返し
その感触を何度も味わい楽しんでいます。

今日の言葉は、作家・田辺聖子さんのエッセイより。
以下、抜粋:

「万物みな、一期一会のなつかしさ、しかしそれは若い人が想像するだろうように、
悲しくも淋しくもない。ほっとするような安らぎである。
何もかもがこの世での見納め、と思えば、時間も濃密に流れ、
人生の楽しみの底は深くなる。」

…この方の文章は、小説もそうなのですが、
難しい言葉を使っていないのに、自分のこころのなかにある
まだ名前のないものをすこんと言い当てるようなところがあり
魅力的だなと思います。

なお、12/24の手帳には(風邪ひいて寝てた日、本読んでた)

「Yesterday is history, Tomorrow is a mystery,
Today is gift, that's why we call it the present」

という言葉が。出典はどこか忘れちゃいましたが(笑)


泣いても笑っても、今年はあと1日。
一瞬一瞬を大事に過ごしていきたいものですね。