今年の冬は、どこか温泉に行きたいな~と思い、
本屋さんの旅行雑誌売り場を覗いてみることに。
箱根、湯布院、草津、鬼怒川…
うーん、やっぱりベタベタなザ・温泉地がいいかな。
箱根は行く予定があるし、やっぱり寒い時期は寒いとこにいって
ざぶんとあったかいお湯に入るのがいいかな~
…などと考えながら雑誌を眺めていて、
ふと目に入ったもの。
「東京駅」るるぶ。
東京駅るるぶ!?
えっ、一個の駅だけでるるぶ一冊できちゃうんですか!?
我が実家(富山)なんて「北陸」でひとくくりですけど!?
*ちなみにお隣の石川は「金沢」で一冊ある…
県別ヒエラルキーでの敗北を認めざるを得ない(汗)
なお、まっぷるも「東京駅」は存在し、富山は北陸ひとくくりでした。
なになに?ということは、観光価値としては「東京駅>富山」なのかい?
ひゅるり~(←冷たい風)いくらなんでもそれは寂しいぜ…
ということで、友人にこの件を話したところ
「ふーん、でも東京駅の1日の乗降客数と富山の人口ってどっちが多いの?
そういうこともあるんじゃない?」
と冷静にかわされた。
チッ、これだから政令指定都市出身は…(舌打ち)
そんなわけで、今度は讃岐出身である後輩のAちゃんに
この件を伝えて、
「いやぁ、やっぱり東京のパワーはすごいよね。
我らが実家などは何県かまとめて1冊のるるぶだもの」
と言ったところ、
Aちゃんは申し訳なさそうに言った。
「先輩…すみません、香川はるるぶあるんです!」
ま、まじか!!
私「え?本当?『四国』じゃなくて?」
Aちゃん「ええ…香川だけで一冊です。何故なら、我が香川には
うどんという強力な武器があるからです!!」
ぬおっ!!そうか!!うどんか!!
Aちゃん曰く、香川の人は
「3食うどんでもいい、うどんがないと生きられない、
生まれ変わったらうどんになりたい」
というくらいにうどんを愛しているとのことなので、
その情熱が「るるぶ」というかたちに昇華されたのかもしれない。
*実際本屋さんで探したところ「香川るるぶ」は存在しました。
香川のみなさん申し訳ありませんでした…(謝)
富山もいいとこなんだけどな。
おうちは大きいし、お水もお魚も美味しいし、人もみんなやさしいし。
いつの日か、富山るるぶができることを望む。