あなたの人柄でファンができ、望む成果を作る!
ダイヤモンド自己紹介トレーナーの佐々亜紀です

 

 

 

 

昨日は横浜の老人ホームに住む

夫方の祖母に会いに行ってきました。

 

 

美意子おばあちゃん95歳。

いつも笑顔で穏やかで

人の悪口や文句を言っている姿を見たことがない

太陽のような女性。

 

私は昔、おばあちゃんと一緒に

お昼からビールを飲むことが好きで

おしゃべりすると止まらない陽気な女性でした。

 

 

 

 

 

 

そんな祖母が入居している

施設から先日、電話がありまして

 

 

ここ数日で、彼女の

食事をする量がぐっと落ちている..

老衰

いつ逝ってもおかしくはない....

 

 

そのようなことを告られたんです。

 

 

 

 
 
 

急いで昨日、
私たち家族で駆け付けて...

祖母の部屋に入ると...

 

 

そこで待っていたのは

以前よりも一回り以上

小さくなり、やせ細った

美意子おばあちゃんの姿でした。

 

 

 

おばあちゃん...

おばあちゃん...
会いにきたよ!

 

 

 

そう声をかけると

ゆっくりと目を開けてくれて...

しぼりだすように小さな声で言ってくれました。

 

 

よく来たねぇ

 

 

その瞳には
うっすらと

涙を浮かべているように見えました

 

 

 

 

 

 

ひ孫である夏希とメイの声を聞き

笑みをうかべるおばあちゃんと

ささやかな会話の
キャッチボールができた

わずか5分の時間は

一緒に過ごせる最後の時間になるのかもしれない...

 

 

そう思うと私は

胸に込み上げてくる思いがありました

 

 

 

 

しかし、私以上に

思いが強いのが、私の夫。

長男の竜太郎(47)です。

 

 

今の会社の3代目社長を務める彼は、

子供の頃から

美意子おばあちゃんに
愛情いっぱいに育てられてきました。

 

 

母が亡くなった時には

今後、おばあちゃんの面倒を見るのは

自分の仕事なんだと認識し

今は、身元引受人を引き受け

 

おばあちゃんの夫である

祖父が創設した会社を引き継ぐことで

祖母を含めた家族全体を大切にしたいと、

テレビ局からの転職を決めたのでした。

 

 

 

 

 

そんな彼は、

帰り際、こんな言葉を伝えていました。

 

 

おばあちゃん..

おばあちゃん、ありがとう。

僕が今ここにいるのは

おばあちゃんのおかげ。

 

おばあちゃんがいてくれたからこそ

僕の母が生まれて、

そして僕が生まれて、

今は、子供たちがいる

 

 

だから、こうして

僕たちの今があるのは

おばあちゃんのおかげ。

 

おばあちゃん、ありがとう

 

 

 

祖母の手を握りながら

そんな言葉を伝える夫の後ろ姿をみて

 

天国の母は

今、どれだけ

喜んでいることだろうか

感じずにはいられませんでした。

 

 

 

 

 

そして私は

ふと思うのです。

 

 

 

今を生きる私たち。

 

 

何不自由なく生きていると

まるで全て自分の力で

生きていたかのように錯覚してしまうのですが

 

その先には

命をつないでくれた人がいるのですよね

 

 

 

だからこそ

親に感謝

祖父母に感謝

 

その先にいる...

何十人、何百人という先人に....

全ての人に感謝しなくては

バチが当たりそうです

 

 

 

 

今日は母の日。

自分がいまいる命に感謝をしながら

特に大切に1日を過ごそうと思います。

 

 

あなたにとっても

どうか穏やかで

幸せな日になりますように。

 

 

 

亜紀

 

 

 

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