闘うオンナ〜薬漬けにされた人生を取り戻すために〜

闘うオンナ〜薬漬けにされた人生を取り戻すために〜

コネなし。実績なし。ライターでは自活できず。
講師からちゃっかり仕事を受けていた人がいると知り、職場ではエスケープゴートに、事務職だとバカにされ。
不公平な世の中に唾を吐く、闘うオンナになりました。

ライターをしています。
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売れっ子ライター、作家を目指して迷走中です。
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今日はリハビリ通院の日でした。
リハビリの診断もあるということで、担当医師とは違う整形外科医に診察していただきました。

今日からリハビリの先生が変わりました。週2日だったリハビリは週1日になりました。
リハビリを受けられる期間が150日と決まっているそうで、4月からリハビリが始まったので、6月、7月、8月末まではリハビリを受けられるそうです。

リハビリが週1日になったとはいえ、私が希望している土日休みの事務職は、月曜日から金曜日までの週5日、フルタイムの求人がほとんどですから、リハビリが終わってから転職活動をするしかないようです。

最近、夫が起き上がれないくらい体調が悪く、平日帰宅後、土日休みも書斎で朝まで仕事をして、寝ないで仕事に行く姿を知っているので、医療費ばかり消費して、通院ばかりで働けない妻の私は、夫に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

「俺ばかりに働かせて不公平だ。」
「俺が必死で働いたお金で医療費ばかり使って、俺の預金を食いつぶす気か!」

こんな言葉にも耐えました。
家を追い出すと言われるときは、

「社会のゴミ。」
「人間のクズ。」



機嫌が良いときは、
「あきさんを幸せにするために働いているんだよ。」とやさしい言葉をかけてくれます。

私はいま不安神経症と不眠症で心療内科に通っていますが、家事や日常生活生活を送れるように、抗うつ剤も出していただきました。
日常生活生活で困っていることは、朝起きると体がぐったりしていて起きられない、無気力、やる気が出ない、一日中憂鬱、いままで好きだったことにも興味がない、夫の夕食が作れないなどです。

このままだと離婚されます。
いまの私はすべて失ってしまい、住まいも、職も、家賃を払う収入もありません。

私はどうなってしまうのでしょう。

昨年10月から半年間のうちに、3回骨折の手術をしました。

全2回は入院施設がない整形外科だったため、折れた骨の関節がずれたまま縫合されてしまいました。
こんな適当な手術を二回もされ、関節がずれて縫われた状態でも、頼み込んでリハビリを受けていましたが、こんな病院は見切りをつけなくては…とやっと気づき、病院を変えました。

2月から新しい病院での治療が始まり、入院しながら、全身麻酔の手術を受けて、現在も整形外科の診察と、週2回のリハビリに通っています。

この半年間は無我夢中でした。
たかが小指の骨折と言われようと、パソコンのキーボードが押せなくなった私は、失業したわけです。
「たかが指」と言ってる人は、自分が失業してみないと、そこまでの想像力が湧かない頭が悪い人なんですね。

さらに「ゴロゴロしてるなら家に置いておかないからな!」、「医療費くらい自分で稼げ!」と夫に罵倒されたり、
いつも家を追い出されるたびに言われるのですが、「今すぐ家を出て行け!お財布も鍵も金目の物は全部置いて行け!タクシー代はお前の親に払ってもらえ!」と家を追い出されることに怯えて暮らしています。

親は障害者年金、介護保険で暮らしており、神奈川県から千葉県まで何万円もするタクシー代を、いつも自宅に現金で用意しているはずがありません。
私が追い出されて、千葉の実家にタクシーで着く時間帯には、老老介護をしている実家の両親は寝ている時間です。

ちなみに、50代で母がくも膜下出血で倒れ、母は寝たきりとなり、失語症で言葉を失いました。
母は昼間と病院に行くときは、車椅子に座りますが、寝るときは介護ベッドで過ごしています。

そんな母を介護している父は、左半身に麻痺が残り、丸まった左手は不自由です。
さらに、左足の大腿骨を骨折してから、杖を使って歩行しているため、自転車に乗ることができなくなりました。

自動車は身体障害者マークのワッペンを車の窓ガラスに貼って、左手が不自由ながらも車の運転をして、週に1回は食料品の買い物に出かけています。

ところで、病院は平日しか診察とリハビリをしていませんので、働いている人は仕事を辞めなければ、平日に通院して治療を受けられないのだと、夫も含め皆さんご存知ないようですね。

土日も病院の診察が受けられるのなら、仕事と通院生活は可能になりますが、通院やリハビリに来ていらっしゃる方のほとんどは、年金生活者や定年退職されている年齢層の方々です。

「通院しながら働け!」
なんて、そんな都合のいい働き方をさせてくれる仕事、企業はないですよ?

みんな勝手だなぁ~。
自分が病気や怪我をして、治療する身となったら、同じことが言えるの?

キャリアデザインの本にあった一文です。まさに私が思い知らされたことです。
「たかが指で。」
「指くらいで。」
と私の体の一部を大切に思わない薄情な人々は、「たかが指」で職を失い、片方の上半身まで痺れて仕事ができない状況になること、人生が狂ってしまったことを想像できないおバカさんです。

想像力がない以前の、他人に無関心な思いやりのない人々なんですよね。
「自分さえ良ければいい。」、「他人が失業することは自分には関係がない。」
そう考えられる冷酷さを持ち合わせていない私は、ただただ薄情な人々に驚くばかりでした。

3度目の手術を3月30日に終えましたので、まだ指先にピンが入っています。
診察日の他に、手術の傷跡を消毒してもらう日とリハビリで、週に2回通院しています。
夫に頼まれた入力作業は、使える指だけでやっていますが、右腕に負担がかかり、痺れているため、痛み止めの薬を処方していただいています。
最低限の家事しかできず、仕事復帰ができるか不安ですが、片手で家事をこなしている自分を褒めてやらないと、誰も褒めてくれません(笑)

他人はしょせん無関心。
他人は薄情な生き物。

これが私が今回の後遺症を伴う怪我で学んだことです。
こんな薄情な生き物に期待をしてはならない。
もっと自分を最優先し、自分本位に生きてもいいんだ。
むしろ、自分本位に生きていたら、防げた怪我・後遺症です。

どんなに他人に粗末に扱われようと、
自分を大切にします。