我が家のちょっと恐いお雛様 | おやじの絵日記

おやじの絵日記

後期高齢おやじの絵日記です

実家には江戸時代末期から代々伝わる古いお雛様があります。



亡くなった父は毎年この時期に箱からだして飾っていましたが、

さすがに傷みが目立つようになり、孫たちは恐がってだれも近付きません。

明日は息子家族がやって来るので、虫干しを兼ねて箱から出して飾りました。

我が家の過去帳を見ると、江戸末期には、十歳未満の幼い子供がたくさん亡くなっています。

孫と接する機会が多いので、もしこんな小さい子が亡くなったらと考えると、当時のご先祖の大きな哀しがリアルに伝わって来ます。

見掛けはちょっと恐いのですが、そんなご先祖の思いがこもった雛人形なんだなと思って飾りました。