結構難しい自然な死 | おやじの絵日記

おやじの絵日記

後期高齢おやじの絵日記です

この度父は病院ではなく、介護施設で自然な形で最期を迎える事が出来ました。

酸素マスクや点滴、導尿パイプなど一切ない状態で最期を迎えました。

ただ私がもし自宅で介護していたら、おそらく病院に入院させていたと思います。

父の最後のほうは、体中が浮腫んで、呼吸も苦しそうでした。

もし主治医の指導がなけれは、私は不安感から父を病院に連れて行っていたと思います。

そうすれば間違いなく入院して、いろんなチューブがついて、自然死とは言い難い状態になっていたと思います。

多くの死を看取ってきた医師と介護スタッフがいてこそ出来た父の自然死でした。

私(父)と医師および介護スタッフは何度か今後の治療と最期をどう迎えるかについて話し、お互いの認識を合わせました。

しかし何にもまして大事だったのは三者間の信頼でした。

私が主治医の方針に不安を覚え動揺した時がありましたが、

介護スタッフに相談すると、「あの先生は信頼出来る方なのでお任せしましょう」と言われ、動揺した自分を恥じました。

現在、病院のお世話にならず自然な死を迎えるのは、医術が進歩していることもあり、結構難しいことになっているように思います。


写真は今日の東大寺附近ですが、桜はまだ二~三分咲きです


イメージ 1