今日は奈良に泊まりなので、夕方氷室神社の枝垂れ桜を見に出掛けました。
例年なら満開のはずでしたが、着いてみて驚きました。
枝がばっさり切り落とされていて、まるで落人の様な無惨な姿になっていで、思わず目をそらしました。
いったいどうしたのだろうと社務所に行くと、張り紙があって、事の次第が書かれていました。
多くの枝が木の癌に侵されていて、伐採せざるを得なかったそうです。
いま若い枝を接木して再生するべく養生していると書かれていました。
事情はわかりましたが、それにしても延命治療じゃないですが、見るに忍びない思いがしました。
写真は右手にある小さな枝垂れ桜ですが、またチラホラ咲きでした。
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