昨日は父の退院後1ッ月目の診察があり病院を訪れました。
大腿骨骨折の整形外科と、膀胱癌摘出の泌尿科を訪れましたが、
どちらの医師も「お元気ですね~!」と正味驚かれました。
泌尿器の医師にいたっては、「たいがい肺炎か寝たきりになる方が多いのにね~」との発言!
担当医の発言なので、一瞬「エッ?」と思いましたが、「大腿骨骨折をした人は」という前置きを省かれたんだと思いました。(大腿骨骨折は他の病院で手術をしましたから、担当医にすれば責任外のことだった訳です。)
しかし実際には担当医のもとに帰ってきて、もう一週間長く入院していれば、父の回復はもっと遅れたと私は考えています。
「このままでは・・」という危機意識から半ば強制的に退院しましたが、それが正解だったと思います。
百歳を過ぎて、あれだけの手術を二回もした父ですが、現在はすっかり元気を回復しました。
介護施設(ショートステイ)にお世話になることに、当初はあれだけ抵抗があった父ですが、
今や、スタッフの細やかな気遣いのおかげで、安心して穏やかに毎日を過ごしています。
今日のネット記事に、「定年後を安心して過ごすためには『4K』が大事だ」というのがありましたが、
そこでは『4K』とは、金と健康と家族と心(やりがい)、と書かれていました。
同感ですが、ただ父のような超高齢者の場合は、最後の『K』は介護施設の『K』の方が大きな要素になると思います。