昨日は父の病気に対する的確な診断と処置に感心・感謝いたしましたが、今日は反対の見解です。
それは検査段階での、前時代的な父の拷問に近い苦痛と、看護師さんの前時代的な肉体労働についてです。
昨日父は下半身の関節が痛たくて自力では全く動けす、車椅子で病院に行きました。
まず最初の関門はCTの検査台への乗り降りでした。
看護師と二人で抱きかかえて車椅子から検査台に移すのですが、我が腰は限界で検査台にほり投げるように乗せましたが、父は激痛にうめいていました。
検査が終わって下すときも全く同じ事の繰り返しでした。
検査用ベッドで点滴の時は、車椅子から女性看護師二人が抱えて乗せ換えましたし、
検査後に入院が決まると、今度は三人がかりで病室のベッドへの移し替えでした。
その度に父は「痛いっ~!」と大きな声で叫んでいましたが、看護師さんたちも大変な労力でした。
高額な検査機器は飛躍的に進歩していますが、それに較べると患者および看護師用の補助機器は遅れているように思います。
体に不自由な患者を考えた検査補助装置や車いす、看護師の労力を軽減する介助ロボットなどは、これからの高齢化社会を考えると必須だと思いました。