実家からの帰り道、国道24号線の木津町付近で、ヒッチハイカーを見掛けました。
行き先の文字が小さくて、横まで来てやっと「宇治」と読めました。
宇治なら少し寄り道になるけど乗せてやるか!と思った時には大分行き過ぎていました。
引き返すのも面倒だな~とも思いましたが、学生時代には自分自身がヒッチハイクでお世話になったから、
こんな機会に恩返しをしなければと思いUターンしました。
合図を送ると大きなリックをもって走ってきて、「乗せていただけるのですか!」と何度も礼を言われました。
聞くと沖縄からスタートして東京八王子までヒッチハイクで帰るんだそうです。
今はヒッチハイクをしながら、多くの人に出会い、今後の自分の道を探す旅をしているんだそうです。
お金が貯まったら海外にも行ってみたいと話していました。
「今夜はどこに泊るの?と聞くと、京大の吉田寮に泊めてもらいます」との事。
すでに夕刻だし、宇治からヒッチハイクをして京大に着くには、大分時間がかかると思われました。
私は後の予定もないし、乗りかかった船で、京大まで送ることにしました。
道中こんな話をしました。
「自分の道」って探して見つかるものじゃないと思うよ。
大切なことは、どんな道であろうと「一生懸命にやる」ことじゃないかな。
「自分の道」はそうする中から見つかるもんじゃないかなと思うよ。
こんな話を、乗せた側が恩着せがましくしましたが、熱心に聞いてくれた長谷本くん!君はいい人だ!(笑)
道中の安全と幸運を祈ります。
東京に着いたらメール入れて下さい!待ってます。