在宅介護における防火 | おやじの絵日記

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後期高齢おやじの絵日記です

昨日実家に着くと、家の中に焦げたようなにおいが充満してました。

何処だろうと探すと、オープントースターに黒焦げのパンと、溶けて変形したプラスチックの蓋が入ってました。

たぶん父が朝の食事用にパンを焼こうとして、そのまま忘れてしまったと思われます。

プラスチックの蓋は電子レンジ用のものなので、レンジとトースターを混同したのかも知れません。

炭化したパンやプラスッチクの蓋などが発火しなかったのは幸いでした。

これからはトースターに切り替える積もりですが、父の好きな餅が焼けなくなってしまいました。

高齢の父を在宅で看るうえで最も懸念するのは火の始末です。

現在その一つはガスレンジです。

父は夕食用のみそ汁を自分で作りますが、火にかけたまま忘れてて空焚きする事がしばしばあります。

そのため、今は介護スタッフが必ず付き添ってくれています。

電磁調理器にしたいのですが、100歳の父には無理だと思います。

もう一つの懸念は暖房機器です。

三つの部屋のうち、よく使う二つはエアコンが付いていますが、あと一つにはありません。

築百年を超す古い家屋で、ガス管やエアコンの設置が難しいので、暖房は石油ファンヒーターを使っています。

父は「使い慣れているので心配ない」と言いますが、認知機能の低下がみられる現在、想定外のことを考えておく必要がありそうです。

そのため今年はセラミックヒーター(電気)に切り替えるつもりでいます。

高齢者が在宅で最晩年をおくるには、防火の面で想定外を想定した対策が必要になりますね。