今日は奈良の実家に娘家族もやってきました。
随分長い虫取網を持参して来ましたが、奈良のセミは高い所にしかいないためだそうです。
さっそく下の二人(カンタ君と瑛ちゃん)にせがまれて、セミ採りに出かけましたが、
案の定セミは鳴いていますが、はるか高い所です。
グズる二人を説得して家に帰りかけると、そこに運悪く?!トンボが飛んできました。
「ジイジ! トンボ捕れるまで家に帰らへんし!」とカンタ君、瑛ちゃんまで「帰らへんし!」と言い出す始末です。
それからトンボとの格闘が始まりました。
トンボは「しおからトンボ」で、その方向転換の素早さは、とても網で追える速さではありません。
私がよっぽど必死に見えたのか、通りがかりの方が、「孫守りも大変ですな!」と声を掛けてくれました。(笑)
そうこうしている内に、偶然一匹のトンボが網に入りました。
「カンター 捕れたぞー!」 「ジイジ スゴイ!」
カンタ君が網に入ったトンボを手で掴もうとしますが、怖くて掴めません。
それでジイジが網に手を入れて掴もうとした瞬間! 素早くトンボが飛びだして逃げていきました。
「アカンや! ジイジ!」と、二人から大いに責められた今日のセミ捕りでした(笑)
しかしブログを書いていて思い出しました。
小さい時に祖母から、「お盆には殺生したらアカン!」と怒られて、釣ってきた魚を池に戻しに行ったことがありました。
その時に理由は聞きませんでしたが、きつく怒られた事を覚えています。
今日はトンボが逃げてくれたおかげで、無用な殺生せずに済んでよかった!よかった!