実家に泊まると父親が深夜に目を覚ますことが多く、いきおい私も深夜に目を覚まします。
そんな時にNHKの「ラジオ深夜便」をよく聞きます。
am3時から始まる「日本のうた・心の歌」がお気にいりですが、先日(3日)は「青江三奈」の特集でした。
あの独特な声がラジオから聞こえてきたときは、長い間聞いてなかったこともあり、ちょっとしたショックでした。
いまはTVで演歌を聞くこと自体少なく、まして青江三奈のような個性的な歌手は皆無です。
「恍惚のブルース」や「伊勢崎町ブルース」といった曲が流行ったのは、私が二十歳の学生の頃でした。
当時は歌に出てくる夜の町や盛り場の雰囲気に憧れたものでした。
私にはこれらの歌はまさに「昭和」を代表するような歌のように思えます。
同時に最近は忘れ去られた感がありますが、やはり心の奥の方には当時の「演歌」のもつ熱いものが残っているように思いました。