今月末、私の父は満100歳になりますが、いまも実家で一人暮らしを続けています。
それが出来ている最大の要因は、向かいに開設された在宅介護施設の存在です。
施設が出来る前の昨年の冬、父は体調不良で入退院を繰り返し、危機的な状況にありました。
しかし施設が出来てお世話になるようになって以降は、すっかり体調がもどりました。
その施設は、「共同福祉会」という奈良全域で展開されている社会福祉法人です。
父がお世話になっている関係で、私も「運営推進会議」と言われる会合に利用者として参加しますが、
その会議の基本的な主旨は、「住み続けられる地域をどうつくるか!」 という事で、
施設のスタッフと利用者側(地域の者)がいろんな情報交換をします。
現在、介護施設の多くは町の中心部から離れた、交通の不便な郊外に建てられており、
足腰のよわった老人が住み慣れた場所を離れ、不便な郊外で暮らしているのが現実です。
この法人が目指しているのは、「住み慣れた自宅(在宅)で、平穏な老後を実現しよう」ということです。
役所がいうのならともかく、一法人がこんな理念をかかげ経営されていることは驚きです。
今後、父親の認知機能の低下が徐々に進行していくなかで、不安を抱えながらですが、
「自宅での平穏な老後」を、力を借りて実現したいと思っています。