
昨日の続きですが、この本の著者は子供の論理的に考える力を高めるのに小学校の算数が大変大事だと言っています。
そして、さらに親の関わり(家庭教育)の大切さをいっています。
子供が日々の授業でぶつかる壁(疑問)は実に様々です。
しかし、学校では個別の生徒の疑問に対応することは出来にくいのが現実です。
そのため親が子供と向き合って教えることが、特に算数において大事だという事です。
私もその事に異論はありませんが、現実には特に共稼ぎの世帯では著しく困難です。
福井県は「全国学力テスト」においてトップクラスですが、一方で共稼ぎ世帯も多い県です。
矛盾するようですが、実は同県は三世代世帯が多くジイチャン・バアチャンが子供の勉強を見ているそうです。
では家にジイジ・バアバのいない共稼ぎ家庭ではどうしたらいいのか!?
地元島本町では地域のジイジ・バアバが、放課後に子供たちの勉強を見ています。
まだ人数が少なく、週に1~2日しか出来ていないのが現状ですが、
定年退職したOB・OGは能力も高くまだまだ元気です。
この隠れた資源を国として眠らせる手はありません。
今後「女性の社会進出」を図るのであれば、なおさらこのシニアパワーをもっと活用て、
日本の子供の(特に算数)の学力低下を防ぐことが急務だと考えます。