今日は実家の横の観光案内所で、「京街道の歴史」という講演があり、顔を出しました。

京街道は京都と奈良を結ぶ今で言う幹線道路なので、歴史の遺産がいっぱい埋まっています。
聖武天皇に始まり小野小や織田信長と歴史上の超有名人の足跡が至る所に残されています。
講師は地元のバス会社にお勤めだった方で、定年後奈良の歴史の勉強をされたそうですが、
「奈良ソムリエ」のテストで100点をとられて、「満点男」の異名を持つ方だそうです。
よくもこんなに事細かく調べておらたものだと、感服いたしました。
ただ今日聞きに来られていた聴衆を見て、町の高齢化を実感しました。
過去の歴史はともかく、未来に向けての「街つくり」について、もっと知恵を出すことが不可欠だと感じました。
歴史の勉強にとどまる事なく、その知識を先に向けて生かしてこそ、生きた学問になると思います。
今日のように地元に暮らす人間が集まって、自分たちの「街のこれから」について議論する事が大事だと、今日の講演を聞いて感じた次第です。
また、そんな中で私に出来る事は何かを考えていきたいと思っています。