今夕に団地内で草花の写真を撮っていると、後ろから声を掛けられました。
「あの階段の所に「ナンバンギセル」が咲いていますよ。」
「一昨年私が種を蒔いておいたのですが、今年花が咲きました。盛りは過ぎましたがまだ咲いていますよ。」
そういえば2012年5月9日に「家裁の人」みたいな人に出合ったとブログに書きました。
さっそくそこに行ってみると、草むらの中に咲いていました。

確かに横にするとキセルにソックリです。
キセルをご存知ない方もいると思いますが、先に煙草をさしてすうパイプです。
「ナンバン」と付いているのは、江戸時代にオランダの南蛮船が伝えたことから付けられた名前だそうです。
この草花はススキの根に寄生して繁殖する植物なため、人口的に栽培するのが難しく、一般的にはあまり知られていない植物とのことです。
周りを探すと写真の株のほかにも5~6株ありましたが、花は既に萎れていましたから、私はラッキーだったのかも知れません。