昨日のNHKスペシャルで「病の起源:うつ病の秘密に迫る」という放送がありました。
会社勤務時代に若い社員がうつ病で苦しんでいるのを見ていたので、関心を持ってみました。
人間の進化の過程で獲得した能力(扁桃体)が、ストレス社会のいま人間を苦しめる原因となっているという内容でした。
人間の脳の中に「扁桃体」と言われる部分があって、それは外部から脅威が迫った時に、身体を守る司令塔的な役割をする部分だそうです。
太古の昔に人間の祖先が敵を察知した時に、身体能力を瞬間的に向上させて、敵から逃げるために獲得した能力だそうです。
扁桃体は、脅威が迫るとある種のホルモン(ストレスホルモン)を出して、全身に緊急指令を発する役割を担っているそうです。
ところがその脅威(ストレス)が長時間続くと、扁桃体によって分泌されたそのストレスホルモンが自分の脳の神経神経を傷めてしまう事態になるそうです。
そしてその脳神経細胞の劣化がうつ病を引き起こすと考えられているそうです。
こういった最新の研究成果に基づき、治療方法も電極で脳を刺激する手術など色々と研究され、成果を挙げているそうです。
ただうつ病治療の基本は、①長時間ストレスの除去、②孤独状態の解消、でこれは予防の基本でもあるとのことです。
以上途中大分端折りましたが、番組では動物実験などを交えて丁寧に説明されていて、私の拙い知見からも納得のいく内容だったと思います。
詳しくは NHKスペシャル「病の起源」 で検索して下さい。