いま話題の姜尚中さんの「心」を読みました。

息子さんの死に直面され、激しく動揺した自らの心の内を書かれた本だそうです。
私の息子も一時期体調が悪く、いつ何が起こってもおかしくない状況にありました。
その事もあり、父親にとって息子が先に逝くことが、いかに大きな喪失感と無力感を伴うことであるか、少しは想像できます。
この本はそうした経験の中で、「人間が生きることの意味は?」「人間にとって死とは何なのか?」という事について、若い学生との往復書簡という形をとって書かれています。
姜さんは出来るだけ自らの感情的な部分が入らないように書いたと、TVの対談で述べられていましたが、著者の苦悩が文面からひしひしと伝わってきて、胸が熱くなりました。