日本の子供が危ない | おやじの絵日記

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後期高齢おやじの絵日記です

「メディア画像が子供の心身に及ぼす影響」というセミナーを受講しました。
講師は元NHKで長年上記テーマを研究をされている清水輝基さんです。
以下にその要旨をまとめました。
 
この30年日本の子供たちがTV、パソコン、ゲーム機、携帯電話などに接する時間が急増しており、子供達の心身への影響が懸念されています。
2002年から本格的な調査が12年間計画で始まりましたが、これまでにわかっていることについて話をします。
 
まず新生児への影響です。
日本の8割のお母さんが授乳しながら、TVを見るか携帯メールをしており、
その事が新生児(特に2歳児)の心身に及ぼす影響があります。
その1:新生児は2歳までに脳神経細胞を創りますが、その時期に微小電波、人口的な光を浴びる事が神経細胞の発達に影響する恐れがあります。
その2:授乳中の新生児のアイコンタクトが拒絶されることが、新生児の心の発達
に影響が考えられます。
 
次に小中学生までの児童への影響です
その1:視力の極端な低下です。上記メディアの普及が進むにつれ児童の視力は低下をたどり、昨年ついに高校入学時に視力1・0未満の生徒が8割を超えるという異常な状態になっています。さらに両目の視力差が0.3を超える生徒が急増しており、これは立体でない平面画像ばかり見ていることが影響しています。
その2:TV、パソコン、ゲームの世界では言葉力が育ちません。その結果暴力によって問題を解決しようとする傾向がでます。
その3:ゲーム中は前頭前野の働きが低下することが確かめられており、前頭前野の発達不良は感情や欲望をコントロールできないことにつながります。
 
次に高校生への影響ですが
ユニセフが、米国、中国、韓国、日本の高校生を対象に調査をしました。
その中に「自分は価値があると思いますか?」という質問がありました。
その結果「ハイ」と答えた学生の比率は
                 日本  36.0%
                 米国  89.1%
                 中国  87.7%
                 韓国  75.0%
「自分は生きていていいと思うか」という問いに、「ハイ」と回答した比率は
                 日本  24.7%
                 米国  78.2%
                 中国  68.5%
                 韓国  63.3%
 
「自分は価値がある」「生きていていい」というような「自己肯定感」はゲームでは絶対に得られないもので、他人と向き合うという経験の中でしか得られないものです。
いかに日本の高校生が携帯電話やゲームに依存しているが現れた結果です。
 
皆さん上記メディアへの接し方は現状が普通だと思わないで下さい。
今の日本の状況は人体実験に等しい異常な状況だと認識して、今後の接し方を考えなおして下さい。 
以上。
 
確かに看過できない状況ですね。
しかし現実の対処方法は、それぞれのメディアが魅力的なだけに、一筋縄ではいかないですね。禁煙と同じように国を挙げてた取組みが欲しいですね。
 
 
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