これがタイトル、という認識でいいのでしょうか。
めぐろパーシモンホール。
なかなかいい雰囲気。
金森穣、という人を詳しく知ってたわけでもなく、なんとなく気になって見に来てみた。
コンテンポラリーには苦手意識が強かったのだが、見たらやっぱり得意ではなかった。
小品集みたいな感じでした。
一番最初の作品が一番楽しかった。
金森穣と、タップダンサーの熊谷和徳の2人で踊る。
これだけ、なんかセットがあった。
レトロなソファとスタンド。
2人が呼応するように動き、タップを踏む。
音楽は一切なくて、ただ熊谷さんのタップの音と、金森さんの足音だけ。
金森さんの動き。
コンテンポラリーってみんなこんななの?
何観てももがいてる感じがする。
タップがね、すごいのよ。
裸足でも踏むのよ。
足先だけで細かくて早いリズムを踏めるのよ。
あたいがやったらぜったい痙攣する。
楽しそうだったな、2人とも。
金森さんの小指が時々立っているのが気になった。
あとは、これは何を表してるんだろう、と首を傾げているうちに終わってしまった。
一番最後の作品で、外国人ダンサーが
「毎度おなじみのちり紙交換でございます!」
と拡声器もって叫び始めたのだが、それまでの流れがまったく分からずに、「?」であった。
もっと前の流れが分かってたら笑えたのかなあ。
読解力不足ですみません。
でも、振付した人は「どれだけバカやれるか」に挑戦しているらしいので、何の意味合いもないのかもしれない。
なんかアフタートークショーをやる、というので残って聞いてみる。
これがね、おもしろかったです。
熊谷さんがいて、比較できたから、なおさら興味深かった。
観客から質問を受ける、という、シルフィードの時と同じ形式だったのだけど、
みんなね、真剣なんだよ。
ちゃんとコンテンポラリーが好きで見に来てるんだよ。
当たり前か。
質問も小難しい言葉を使っていた。
一番おもしろかったのが、最後の質問。
「音楽との関わり方」について質問だったのだけど、
ダンサーは音楽は外部のもの、
タップダンサーの熊谷さんは内側から生まれてくるもの、
という捉え方をしていて、なるほどなー、と思ったのでした。
タップは踊るものだけど、踊ると同時にダンサーは音を生み出す楽器でもあるわけで、
そこの意識の違いなんでしょうかね。
タップは打楽器に通じるね。
「穣さんの隣にいると、穣さんの音楽が流れてきて、感じることが出来る」
みたいなことを言っていて、その言葉が印象的でした。
さん付けだったかくん付けだったか忘れた。
どっちだったっけ。
どうでもいいか。
熊谷さんがしゃべっている時に、金森さんはずっと熊谷さんを見ていたのも印象的でした。
金森さん、1人ちょっと異色な熊谷さんを気遣ってたのかな。
ただ単に好きだから見てただけかな。
男性ダンサーが何人かいて、その中の2人のビジュアルがすごく苦手だったのだが、
トークショーでその印象が覆された。
1人はおもろいおっさんだったし、1人は誠実に受け答えをする優しげな兄さんだった。
この優しげな兄さん、なんか見たことあるんだよなあ。
どっか何かに出てたのかな。
なんか、懐かしい感じ。小学校の同級生とかに似た顔の人がいたのかもしらん。
金森さんの声は草なぎくんに似ている。
みんな考えながらちゃんと答えてくれて、このトークショーだけでも来た甲斐がありました。
ってそれじゃ本末転倒。