暗くて長い北欧の冬にやっと春が訪れました。![]()
街の木々にもようやく芽がつき始め、森に入れば地面は白や黄色の花の絨毯。
そして今まで土色だった遠くの畑も、うっすら緑がかっています。
北欧は高緯度に位置するため、夏と冬の日照時間がうんと違います。
しかも冬はどんよりとした曇り空ばかり続くので、「太陽を見る」ということが
ほとんどといって良いほど、ありません!
太陽の光って、人の気分にすごい影響を与えるんですよね。
だからこの北欧でも、冬になると欝になる人がたくさんいます。
そのせいで、「春の訪れ」は北欧人にとっては言葉どおり、
「待ちに待った」イベントなんですよね。
小春日和には皆狂ったように外気浴をし、通りは散歩やジョギングする人で一杯。
そして友達や家族との会話も、まずは天気の話で盛り上がる。
庭にどんな花が咲いてるか、また今年はどんな花を植えたか・・・
思えば、遠くへ旅行に行ったデンマーク人から絵葉書を受け取ろうものなら、
か・な・ら・ず まずはどれだけ太陽が照ってるか、
そして気温はどれだけか、から文章が始まります。
それだけ太陽の光と暖かい気温は、北欧人にとって「憧れ」なんですよね。
これからどんどん北欧も暖かくなり、夏には日照時間が20時間くらいまで
伸びます。今からどんどん変わってゆく景色を心して楽しみたいと思います。