一足早く秋の訪れを感じる今日この頃。

住宅街を歩けば、みんなの家の庭に


りんご

なし

プラム

その他名のわからないベリーたち


の木がたくさんの実をつけています。


デンマークの気候は日本でいうと北海道くらい。

雪はそんなに降りませんが(というか、近年の

地球温暖化で、昔に比べ、あまり降らなくなったらしい)

気温ではたぶん北海道並みの涼しさでしょうね。


それなのに、殆どの家で野菜菜園や果物の木を見かけます。

学校や街中も、必ず果物の木が植わってるんですよね。

誰が摂って食べる、ってわけでもないのに。


日本はイタリアやスペイン並みに暑くて日射時間も長い

のに、どうしてもっと果物の木を見かけないのかしら???

果物=スーパーで買ってくるもの、っていう意識があって、

庭で育る、っていう人、少ないですよね?


我が家のリンゴやなしも、スーパーで買ってくるような

上等な出来ではありませんが、今年もたくさんの

ケーキやジャムの材料になってくれそうです。




イギリスと聞いて思いつく食べ物っていうと、


ミートパイ

フィッシュ & チップス (魚のフライとフライドポテト)

プディング


といった感じでしょうか。かなりヘビーなものばかりです。


それにしてもイギリスってホント、食べ物文化が遅れてると思う。

高級レストランならともかく、普通のレストランや

カフェで 「うまい!」っていう食べ物に出会うことは稀だし、

しかも国民の食べ物に対する知識のスタンダードが低い。


まず、子供達の食生活が悪い。

ファーストフードはフライものばかり、

学校だってフライものや出来合いの物が多いし・・・

野菜や果物なんて全然食べない、っていう子もたくさん

いるんです。


学校のカフェテリアで山盛りのフライドポテトと

砂糖がたっぷり入ったチョコレートミルクをお盆に乗せ、


「私のランチはとってもヘルシーなの、

チップス(フライドポテト)は野菜だし、

チョコレートミルクは乳製品だから!」と真剣に自信たっぷりに

発言しているティーンネイジャーには驚きもの・・・。


イギリスって家庭的、ってイメージがあるけど、

手の込んだ家庭料理が出てくる家庭って少ないみたいで

実際はフライもの料理や出来合い物で済ませる家庭が

すごく多いみたい・・・


その点デンマークはみんなすごくヘルシー。

食や健康に対する知識もかなり常識化してる。

繊維のたくさん入ったライ麦パンを食べ、

低脂肪、高タンパクな主食を心がけ、

そして雨の日も風の日も自転車通勤・通学の人や

ジョギングする人で通りはいっぱい。



イギリスの街で見かけるティーンネイジャーの女の子達、

殆どがぽっちゃり系、またはデブちゃんばかりだった。

デンマークに戻った時、女の子達が「普通のサイズ」であるのを見て

ほっとしましたもん。


どんなに便利な世の中になっても、

やっぱり家庭できちんとした食生活の基盤を作ることが

大切だなあ、って思います。



私も第三児の出産予定日まで3週間となりました。


随分前にもお産のことについて少し書きましたが、(デンマークでの出産

今回もちょっとデンマークのお産について。


上記のリンクでも述べたように、デンマークには新生児室がありません

産まれた瞬間から、お母さんとずっ~~と一緒です。


今回の妊娠は前回から6年以上も経っているため、検査内容や

指導なども少しだけ、違っていました。


でも一番の違いは、産まれた後の赤ちゃんとの絆を深める時間。

前回二回は、産まれたらそのままお腹の上にポン!と置かれ、

しばらくしてから体重や身体測定でしたが、今回は

「一時間はずっとお腹の上で抱いていてもらいます!」って

言われました。


理由は、産まれたての赤ちゃんをお母さんの心臓音の聞こえる、

暖かいお腹の上で一時間程 休ませると、赤ちゃんの

オッパイを吸う力が断然強くなるからだそうなんです。

また、赤ちゃんとお母さんとの絆をより一層深めるため、というのも

あるそうです。




いや~、そんなこと、どうやって調べたんでしょうね。

とにかく、そんなこと聞かされたら、新生児室へ預かられてしまう

日本のベビーちゃんたちがどうも不憫に思えてしまいます・・・・。


私は幸い体が丈夫なので、こちらのやり方でも(母体を休める暇も

ないうちから育児が始まっても)平気でした。

母体の回復も大切ですが、やっぱり赤ちゃんとの絆も大切ですよね。


産後数日間、日本とデンマークのやり方を足して半分で割ったようなのが

一番理想なような気がします・・・






今日は次男、きっちゃんの入学式でした。

と言っても、デンマークの学校入学の日って至って簡素。


まずは服装。

子供も親も、全くの普段着。

日本の学校みたいに、付き添いの親と並んで写真撮影、とかってのも

無いんです。


そして式。

式と呼ぶには簡素すぎる・・・ただの挨拶ですね。

校庭に集まった子供達、付き添いの親に校長先生から3分ほどの挨拶があり、

その後、親は子供と一緒にぞろぞろと各教室へ。


教室に着いたら担任の先生に挨拶、そこで初めて子供と親が

離れ離れ。親だけ校庭へ戻り、出されたコーヒーを飲みながら、

子供達が小一時間ほど担任の先生のお話を聞いたり、

教科書を貰ってくるのを待って、それでおしまい。

後は一緒に帰ってくるだけ。


そんなんなので、学校に入学するからって大金を使うこともない。

買い揃えるものと言えば、新しいリュックサックと筆箱くらい・・・!


おじいちゃん、おばあちゃんが勉強机を買う、とか

入学祝でお金を貰う、とかってないんです。


日本人の私から見ればちょっと簡素すぎる入学の日。

それでもきっちゃんは新しい教科書やクラスの新しい

お友達に大変胸を弾ませていました。


みんな、仲良くがんばれ!!!

明日から我が家は二週間の夏休み。

ドイツの西部にあるMoselという街に出かけます。

ワイン畑があったり、ドイツで一番古い街Trierが近くに

あったり、っていう川沿いの風情ある地域です。


ドイツへ行く、と言うと必ず高速道路沿いにある公衆トイレを思い出す私。

サービスエリア内にあるのじゃなくって、用だけ足したい人が使えるように

設置してある、「トイレ小屋」のトイレ。


私はこのトイレがどうしても使えません。

だって全てステンレス(?)製で女性用の便座が無い?!?!

気持悪い~~~!!!!ガーン でしょ?


最初は便座が壊れて取れちゃったのかと思ったんですが、

どうやらあのステンレストイレは便座が無いみたいなんですよね~


だからドイツでは必ず、サービスエリアで用を済ませることにしています。

ここでは「普通のトイレ」ですから・・・。


ちなみにデンマークの公衆トイレは世界でも一位、二位を競う標準でしょうね。

ステンレスなんて冷たいトイレじゃあなくって、普通の白い陶器のトイレ、

所によってはデザインと快適さのために、木製の便座が使ってあることもある。

そしてトイレと洗面台が各個室ごとに設置してあることもよくあります。

嫌な匂いもしないし、掃除も頻繁にしてくれる。

さらに個室のスペースがだだっ広い!

軽く個室が各、2、3畳分くらいある公衆トイレもあるんです。

みんなのマナーも、かなり良いです。


公衆トイレって、旅には必ず付き物。

公衆トイレで気分を害するような旅先は誰でもイヤですよね。

そういう点では、デンマークって「とっても快適」な旅先です。


日本で「夏の食べ物」晴れといえば、


スイカ

カキ氷

そうめん


でしょうか。さっぱり、ひんやり、といった食感が

共通点でしょうかね。


ところでデンマークの「夏の食べ物」とは何でしょう。


イチゴ

ソーセージや野菜のバーベキュー

そして、Koldskål (コルスコール)という、バターミルクに

卵黄、バニラ、砂糖などを混ぜた、こう、飲むヨーグルトっぽい飲み物なんです。


イチゴやバーベキューは季節的な食べ物で納得しますが、

な~~んかね~、このコルスコール。

おいしいはおいしいんですが、

暑い時に、口の中が余計ねばねばするようなそんな物、

日本人の私としては飲む気しないんですが。


それにKammerjunker(カマ-ヨンカー)っていう、クッキーみたいなのを

割りいれて、まるでシリアルのようにして食べるんです・・・・。


所変われば、食に対する感覚も違うなあ、と痛感します。

日本は梅雨の嫌な季節ですね。

ここ北欧は気持ちの良い夏が到来しました。

太陽がさんさんと輝き、まぶしい緑が続く郊外。

我が家の庭の菜園にも、今年初の苺が実りましたいちご


北欧人は気温が25度くらいに上がると

「暑い、暑い」と言い、海岸や公園でさっそく日光浴です。

まだ海水は冷たくても、全く気にせず泳ぐ人もいます。


日本人の私から見れば、この「暑さ」は

日本の5月くらい?

北海道なみの夏?


日差しは強くて肌に暑く感じるけど、そよ風は心地よい涼しさ。

からっとしてて汗が出ない!

まさに、避暑地の気候です。


そんな北欧の夏。

みんな競ったように日光を浴びます。

冬に日光に当たらない分、夏に取り戻せ!とでも言うように・・・

お昼のランチも、夕食も、天気の許す限り、みんな外。


日本女性だったら手袋に帽子、長袖シャツ・・・と完全防備で

肌を守ろうとしますが、その正反対です。


北欧人の美的感覚は、まさに


色白=不健康

日焼け=エキゾチック、バカンスの肌


なんですね~~。


日焼けしてることが

「日光浴してる時間がある」 「旅行でトロピカルな島に行って来た」

みたいな、ステータスの一つになってると言っても、

過言ではないでしょうね。


でもやっぱり、50歳を過ぎた女性が、小麦色の肌を露出しても、

その肌が(若い頃からの日焼けのし過ぎで)

しわしわでまるで茶色いゾウさんのような肌・・・

ってのは、やっぱり見てて気持ちいいものでもありませんガーン


この美的感覚、長年住んでも理解はできませんね~



デンマーク、アメリカ、イギリス、オーストラリアと住んでみましたが、

国民の情報処理の能率の良さではやはりデンマーク(北欧)が一番です。


日本でもそうですが、パスポートや免許証の申請などで、何かと戸籍抄本などの

「紙」の身分証明書が要りますよね。


デンマークではそれが不要です。

クレジットカードと同じ大きさの「保険証カード」さえあれば、身分は証明できます。


住民は産まれた瞬間(又は移住した時)に、自分の誕生日+4桁の数字のついた、

自分だけ特有の「保険番号」を与えられます。この番号は死ぬまで、

自分だけの番号です。


このカードさえあれば、公共施設・・・病院を始め、警察、図書館、学校などなど、

どこでも’ピッ’で済んじゃいます。

コンピューターで個人の情報が全部、繋がってるんですね。


だから何をするにも、一々市役所に行って戸籍抄本もらって・・・なんてこと、

しなくてもいいんです。すごく楽です。


病院に予約の電話をするにも、まずは名前を聞かれる前に「保険番号」を聞かれます。

そして相手が私の番号をコンピューターに入力すると、私の名前、住所、電話番号、

担当医、病歴・・・と画面に出るようになってるんですね。

すごい能率の良さです。


日本は携帯電話や電気器具が世界一だけど、こういう面では、

まだ遅れてますよね。



‘ピンからキリまで’という言葉がありますが、

これって正に、日本での外食文化に当てはまると思います。



例えばコーヒー一杯にしろ、100円くらいで飲める穴場もあれば、

自分で指定した超高級コップに、自分のお気に入りブレンドで入れてくれるような、

一杯数千円もするコーヒーを出す喫茶店だってあります。コーヒー




ところがデンマークにはこういうった‘ピンからキリまで’

が当てはまりません。

どこに行ってもだいたい一律の値段です。

「穴場」な食堂は無いし、「馬鹿馬鹿しい程に高級」なレストランも無い。


どんなに汚くてまずい食事を出すレストランでも、超オイシイ!料理を出す

レストランも、だいたい同じ値段なんです。

値段でレストランの良し悪しが判断できないんです。

だから思い切って入ってみるか、口コミを頼るしかありません。あせる




そして、どこでも高価です!あせるあせる




コーヒーはどこでも500円はするし、ジャンクフード(ホットドックや

バーガー)だって、飲み物抜きで軽く500円はする。

ポテトと飲み物セットで頼めば1000円は覚悟しなくてはいけない。




普通のレストランでも夕食ならだいたい一人3000円はかかるし、

さらにワインなんか頼めば、安くても一本3000円はする。

日本では必ず無料で出てくる水でさえ、こっちでは有料で

一杯300円くらいは取られるのだ。叫び

だから一人5千円以内で夕食ができれば、「安く」済んだほうなのだ!




そんななので、デンマークで外食するってのは、日本のように

日常茶飯事、というわけではない。それなのに、

毎晩レストランは満員なんだよね・・・

みんな金持ち~!







数日前に庭で転んで鼻を打った私の同僚。

翌日には腫れも引き、”普通の顔”に戻ったのですが、

「どうも目の辺りが重い・・・」

「鼻腔が狭くなった気がする・・・」

「知り合いから ”病院へ行って診てもらった方がいいと言われた”」

を理由に、お昼過ぎにさっさと早退しました・・・・。ガーン


静かなデスクワークで、仕事が鼻へ影響するわけでもないんですよ?!

熱や激痛にうなされているわけでもないんですよ?!

ただちょっと不快・不調、ってだけですよ?!


これでさっさと帰ってしまって、後ろめたさを感じないデンマーク人。

そしてそれを当たり前の処置、と受け止める上司、会社。


いや~~こんな基準、日本の会社では絶対通用しないでしょうね・・・。


こんなんですから、デンマークでは、病気欠勤が目立ちます。

ちなみに病気や身体的障害のため、退職せざるをえなくなり、

国からの生活保護金で生活してる人も多数です。


そう、「デンマーク人の体質が病弱」


というわけでは決してありません。


ただ単に、「病気」「身体的障害」の定義が大幅なのです!!!


もし日本人が、こっちで病気欠勤してる人や、身体障害のために退職した人に

出会ったら、あんまりの「ぴんぴんぶり」に腰を抜かすことでしょう。


デンマーク人に言わせれば、

「病気(不調)だったらさっさと帰って休養して、一刻も早く治るように努める方が良い」

「不調なのに仕事したってはかどらない」

「誰でも病気や怪我はするもの、後ろめたいなんて感じない」


とかなり、割り切ってるんですよね。


私も、いざ自分が病気(デンマーク感覚で言う「病気」)になったら、

そうやってそそくさと早退してみたいけど、やっぱり根が日本人、

どうしても限界まで、がんばろうとしちゃうんですよね。


デンマーク人くらいの余裕が日本人にもあったら、過労死なんて言葉、

聞かなくなるんだろうなぁ・・・。