ありがとうと伝えたかった | さあさあ 楽しい時間の始まりです

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私はわたし
誰とも比べず生きて行く

byサレて紙妻 12年生
   

今日 義母の面会に行ってきた

お葬式に出席しない事を

自分で伝えたかったから

お葬式出るんだったら 礼服取って

くるよって言ったら

車椅子だし 私も出ないよって

おばあちゃんらしい うん うん


おじいちゃん 苦しんで亡くなったって

調子が悪くて 苦しんでるその時を

近くにいて 見てても

何も考えられなかったって 亡くなる

なんて 想像できないんだね きっと

目の前の現実を ただただ 

見守るしかできなかったんだね


ただ ありがとう って伝えたかったって


さよなら じゃなくて ありがとうって

やっぱり 支え合った夫婦だったんだなって

ちょっとおばあちゃんが強くて

マイペースで 頑固なおじいちゃん

そんな 夫婦だったんだけど


きっと おじいちゃん 

私との会話聞いて にっこりしてると思うよ


ちなみに 我が母

葬儀前 布団に寝てる父の頬を

触り 冷たっ って言って笑わせてくれた


父のお葬式は とても心地のいい時間だった

私の姉は 父の葬儀で満たされたと

今でも言う

全てに解放され 自由になれたと

何一つ 常識にとらわれず

思うがまま シンプルに送れたから


おじいちゃん おばあちゃんの

ありがとう 聞こえてた??