本を他人様に献呈するにあたって、ちょっと前までわたしは「ゆうメール」を使っていました。むかしは「書籍小包」と呼ばれていた種類のものですが、中身が印刷物で、書状を含まず、封筒に切れ目が入れてあって郵便職員が中身を確かめられるようにしてあれば、同じ重量の通常小包よりも安く送れますというものです。
それが今は「ゆうメール」という呼称になっているのですが、料金は150グラムまでが180円、それを超えて250グラムまでが215円、それを超えて500グラムまでが310円、それを超えて1キログラムまでが360円です。
このたびの拙著『間違いだらけの靖国論議』
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の場合だと、本の本体の重量が約295グラムなので、袋の重量を加えれば300グラムを少し超えるかもしれませんが、500グラムよりはずっと軽いので、料金は310円になります。
ただし、本の献呈の辞に加えて、執筆意図、読みどころなどを詳しく書いた書状をつけようとすると、郵便局員から「書状が入っているので、ゆうメールとして扱えません」と言われる恐れがあるので、結局、別便で書状を送ることになり、その料金84円を加えて、総額394円、つまり約400円になってしまいます。
それにひきかえ、「スマートレター」を使えば、厚さ2センチ、重さ1キログラムまですべて180円で間に合い、しかも封筒は密封でかまわず、どんなに長い書状でも入れ放題なので、わたしの望みどおりの細かい解説つきにして本を送るのに、180円で済むことになります。
というわけで、このたびの拙著、お送りした最初の何人かに対しては「ゆうメール」+「書状」で、たいそうお金をかけて送っていたのが、途中から「なんだ、スマートレターならもっと安く送れるじゃないか」と気づき、そちらに切り替えました。
どうせ、先日も書いたように、所要日数の面でサービスが悪くなっている最近の日本郵便なのですから、
木曜日に投函すると5日後にしか届かないこのごろの郵便事情 | MTFのAkemiのblog イタリア児童文学・皆既日食・足摺岬が好き (ameblo.jp)
せめてお値段の面で安上がりなコースを選んだほうがいいですよね。