「神ともにいまして」 | MTFのAkemiのblog イタリア児童文学・皆既日食・足摺岬が好き

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私は、イタリア児童文学が大好きで、皆既日食も大好きで、足摺岬も大好きな、団塊の世代に属する元大学教員で、性別はMTFです。季節の話題、お買い物の話題、イタリア語の勉強のしかた、新しく見つけたイタリアの楽しい本の話題などを、気楽に書いていこうと思っています。

今年はカトリックのお葬式に参列する機会もありまして、出棺のときにカトリック聖歌の葬送の曲が流れるのを聴きました。「あれっ、この曲、どっかで聞いたような、………プロテスタントの讃美歌じゃなかったっけ?」と一瞬思いました。曲名は「神ともにいまして」で、サビのところに1、2、3番とも「また会う日まで、また会う日まで」という歌詞がついているのが印象に残る曲です。


調べてみたら、プロテスタントに讃美歌にもあるとともに、カトリック聖歌にも入っているのですね。葬送のときだけでなく、卒業式などで歌われることもあるそうです。

 

1.神ともにいまして ゆく道を守り

  天の御糧もて 力を与えませ

  また会う日まで また会う日まで

  神の守り 汝が身を離れざれ

 

2.荒野を行くときも 嵐吹くときも

  行く手を示して たえず導きませ

  また会う日まで また会う日まで

  神の守り 汝が身を離れざれ

 

3.御門に入る日まで いつくしみ広き

  み翼のかげに たえず育みませ

  また会う日まで また会う日まで

  神の守り 汝が身を離れざれ

 

神ともにいまして、God be with you till we meet again (youtube.com)

 

日本語で讃美歌405番「神ともにいまして」歌だけバージョン (youtube.com)

 

アカペラ4声 讃美歌405 神ともにいまして God be with you till we meet again (youtube.com)

 

聖歌「神ともにいまして」(桃色の優しいお花とともに) (youtube.com)

 

なお、「会う」は歴史的仮名遣いで書けば「あふ」であり、「あふ」は「おー」と訛って読むのが日本古典の標準的な訓じ方ですので、そのとおりに歌っているバージョンもあります。(歴史的仮名遣いで書いてある文を発音としてはどう読むかについては、じつは面倒な問題がありまして、高校の古文で習う読み方は、京都言葉における後世の訛り方を取り入れているものなのです。)