辛口太郎のレッツぎふ クチコミレポート!! -8ページ目

辛口太郎のレッツぎふ クチコミレポート!!

地域ポータルサイトでの活動の様子、クチコミレポートとその裏側をつづります。YouTube動画紹介、日常ブログ、診断士からの一言、ダイエット・ストーリーなどもたまに^^

某ショッピングセンターのフードコートがとてもキレイで清潔だと昨日書きました。
そのフードコートで起きた一つのエピソードを紹介します。

昔はまったく気にもしなかったのに、50を過ぎて私の心境も徐々に変わってきたようです。
小さな子どもを連れた親子を見かけると、つい微笑ましくて目を向けたりします。

その日、3~4歳くらいの子どもを連れた20代後半と見られる若いお母さんは、とても優しそうな感じの人でした。
私から少し離れたテーブルで、これも可愛らしいお子さんと向かい合って食事をしていました。
食べていたのは「讃岐うどん」です。
お母さんは子ども用のプラスチック製の小さなお茶碗にうどんをよそおい、それを箸で細かく切って子どもに渡そうとしています。
子どもが手にするのは金属製のスプーン、上手に握って待ち構えています。ようやく使えるようになったぎこちなさは見た目には感じられませんでした。

フードコートは結構混み合っていました。
二人から目を離し、他の様子を眺めながら一息ついていると、二人のいた方向から「バシャン」と音がしました。

意外に大きな音だったので、私を含め、周囲の何人かはその方向に目を向けました。
「よもや?」とは思いましたが案の定、子どものお茶碗が床に転がり、細かく切ったうどんが当たりに散乱しています。
若いお母さんは、とても申し訳なさそうな表情で困惑しています。
子どもは自分のしたことに驚いて目を丸くしています。

その時です。フードコートでいつも清掃を担当している40代ほどの女性がササッとその場所に駆け寄ったのは。
3人ほどのコート清掃担当者はどなたもとても小まめなのですが、とりわけ彼女はいつも懸命に仕事をしていると感じていました。
ここでは仮にCさんと呼ぶことにします。

とっさに床に膝をついたCさんは、手にした布巾で散乱したうどんをかき集めようとします。
しかしうどんは細かく、しかも柔らかい。
ちょっとした力でつぶれ、床をさらに汚してしまいます。
Cさんもとっさにそう判断したのでしょう。
今度は布巾を床に置いて広げ、何のためらいもなく、自分の指でうどんを一本ずつつまんで片付けはじめたのです。

誰が一番慌てたと思いますか?
若いお母さんです。
「えっ?、ええっ!?、そんな、そこまで・・・、申し訳ありません(>_<)」
恐縮のあまり、自分も床に両膝をつけて片付けようとしましたが、Cさんが自分に任せてとジェスチャーを送って止めました。

そして無事に片付けを終えて一件落着です。

何気ないエピソードなのですが、私が感心したことは3つあります。

まずはCさん。仕事とはいえ、何の躊躇もない即座な行動に感心します。それが片づけやすい姿勢なのでしょう。うどんを拾うのに床に両膝をつけて前屈みになります。見た目にはテーブルの下に頭を潜らせて、何度も頭を振って土下座をしている様なものでした。

そして若いお母さん。彼女は茶碗を落とした子どもを大勢の前で叱りませんでした。
人はバツが悪くなると、周囲への言い訳で自分を隠したくなるものです。「○○ちゃん何やってるの、ダメでしょ!(悪いのは私じゃない、あなたなのよ!)」と。
叱られれば子どもは泣きます。さらに大きな声で。
これは私の勝手な推測ですが、このお母さんは子どもと二人だけのとき、優しく諭すように我が子を叱る気がします。

最後は子どもです。お母さんに言われたか、そうでなかったかは少し記憶がありません。しかしいずれにせよ、私はハッキリと耳にしたのです。その子どもが片づけているCさんに対して「ごめんなさい」と発した言葉を。
(泣かないできちんと謝れたなんて、とても君はお利口だぞ!^^)

数日後・・・。
そのフードコートで私がデザートを食べ終えて一息ついていると、あのCさんが空きテーブルの拭き掃除しながら私の方に近づいてきました。
彼女が床に落ちたうどんを素手で片付けた光景が頭をよぎりました。

今私が席を立てば、彼女はきっとこのテーブルの拭き掃除に来るだろう。
彼女はほとんど顧客と視線を合わせません。いつも見ているのはテーブルの上であり、床であり、休憩ソファであり、椅子の脚なのです。
だから声をかける必要があると私は思いました。

席を立ったら、予想どおり彼女が近づいてきました。
「あのう」
そのひと言で、すれ違いざまに彼女が私を見てくれました。
感謝を伝えるには、きちんと相手と目を合わせてからにしたい。

私は立ち止まり、ごく自然に思っていた言葉を口にしました。
「いつもキレイにしていただき、本当にありがとうございます」
Cさんは少しキョトンとした感じでした。
彼女のその後の反応を見るでもなく、軽く会釈をして立ち去りました。
伝えるだけでいい。そう、伝えたかったのです。

(あなた方がいつもコート内を清潔にしてくださるから、私たちは美味しく食事を頂くことができます)
心の中でそうつぶやきながら、そういえばあの時のお母さんや子どもも立派だったと思いを巡らし、私はフードコートを後にしました。

感謝の気持ち
大垣市近郊には、大型のショッピングセンターは片手に余るほどあります。

そのうちの一つ、イオングループ系列の某ショッピングセンターは、私の通うスポーツクラブから距離も近く、かなり頻繁に利用しています。
とりわけ昼食はそこのフードコートで取る機会も多く、日々観察している中で、私なりの道理を思いついたほどです。

「元気なショッピングセンターかどうかは、そのフードコートを見ればわかる」

特に平日のフードコートを見ればわかります。観察してそう感じました。昼間にも関わらず、フードコートが閑散としているショッピングセンターは元気がありません。

“元気な”を“集客の高い”に置き換えると分かりやすいのですが、直球過ぎて少しそぐいません。
集客力だけではなく、やはり人々の活力がそこに見られます。

某ショッピングセンターも、曜日によってやや暇な平日もあります。
しかし「これでも平日なの?」と、フードコートが来客で活況を呈している日が少なくありません。

その理由として、私は3つの原因を挙げます。
一つ目はやはり、そのショッピングセンター自体の集客力の影響です。
他のショッピングセンターも、某ショッピングセンターもそれは同じ条件であり、特別なことではないので解説は省きます。

二つ目は、某ショッピングセンターのフードコートの給水器の違いです。
給水器は3ヶ所置かれているのですが、そのいずれの“水”も極めて冷たく、とても美味しいのです。
ショッピングセンターそのものの規模はもっと大きいAや、同規模のBのフードコートではそうは行きません。お世辞にも冷えているとは言えない“ぬるい水”なのです。

某ショッピングセンターの給水器には貼り紙がしてあります。
「衛生上、ペットボトルや水筒への給水はご遠慮くださいませ」

それが何を意味するか、少し注意力のある人間なら誰もが気付くでしょう。
そして給水器の横には山と積まれた紙コップがあります。
それだけ飲まれている証であり、それだけ美味いという証なのです。

スポーツクラブで汗を流した後、私はその“水”を飲みたいという欲求だけでフードコートを訪れることがあります。
何を馬鹿げたことをと笑われるかも知れません。
よもや“水”が差別化の原因になっているとは誰も気付かないでしょう。

最後の3つめ、おそらくそれが最大の理由と考えられますが、
とにかくコート内の清掃が徹底してキレイなのです。
大げさに表現すれば、フードコート全体がすこぶる爽快な清潔感であふれています。

観察すると3名の担当者(40~60歳の女性パート)がいらっしゃいます。
そして1日2名が交代でフードコートの清掃に当たっているようです。
休日と、平日昼間でもフードコートが混雑しているときは2名、時間が外れて客数が少ない時でも常時1名はコート内でたえず清掃に努めています。

コート内に数ヵ所あるゴミ箱の上には「テーブル拭き」が常時数枚用意されています。
(あれ、今日は清掃の人が見当たらないな・・・)
私がいぶかしんでいると、奥から新しいテーブル拭きをもった担当者が出てきて補充に回ります。

身の回りの環境が清潔だと、環境の中にたたずむ人々も清潔に配慮するようになります。
私自身もテーブルを汚した時はそうしていますが、食べ終わった後にテーブル拭きを使う顧客の姿をあちらこちらで見かけます。

「元気なショッピングセンターかどうかは、そのフードコートを見ればわかる」

仲の良さそうな女子学生が2人、並んで参考書を広げて勉強しています。
テーブルの上には紙コップに入った冷水。

読書をする若い女性、ノートパソコンを広げるサラリーマン、赤ちゃんと休憩するママ、雑談する主婦たち-
(フードコートは食事をするだけの場所ではない)

だからこそ、そのショッピングセンターは元気だと言えるのです。

海-砂浜の足跡
その名を上げれば、誰もが知る全国規模のファーストフード店。
知らない人は誰一人いません。それくらい有名なネーミングのお店です。
私の住む市内にも何カ所かあります。

その中でもっとも立地の良い「バイパス店」は24時間営業のお店です。

私がここに住み始めた30年前、そこはフランスレストランのお店でした。
一度だけ妻と行ったことがありますが、何か落ち着きませんでした。

その後も飲食業で転々と経営が変わりますが、
とても良い場所であるにも関わらず、どの店もあまり繁盛しませんでした。

その土地に何か古くからの因縁があるのではないかと噂されたほどです。
オカルト的なそんな話は馬鹿げていると思われるかも知れませんが、
どうしてあの場所で?、と誰もが首をかしげたくなるほど好立地なのです。

そして20年ほど前だったでしょうか?
現在の大手ファーストフードチェーンが進出してきました。
そこにあった建物を壊して平地にし、新たに店舗の新築工事を始めました。
ところがオープン前、概ね出来上がった建物は、原因不明の失火で全焼してしまいます。

その後大規模な地鎮祭が行われ、再度建物が建設されました。
当時生存していた父が、私にこう話したのを覚えています。
「あの土地の“曰く”は火事で取れたな、見ていてみ、今度のお店はきっと繁盛するぞ」

その後、亡父の予言どおり、そのファーストフード店は盛況を続け、
3年ほど前にリニューアルオープン、現在に至っています。

先進の品質管理が行き届き、メニューは安くてどれも美味しい。
徹底した社員教育でスタッフはいつも満面の笑顔、明るく丁寧で心地よい接客トーク。

しかし私には、そのお店がこれからも繁盛するとは思えません。
なぜか?
あまりにも店内が「汚い」のです。

24時間営業で顧客の出入りが激しいという理由は確かにあるでしょうが、それにしても酷いと思えることがあります。
床には他の顧客の食べカスがポロポロ落ちており、テーブルの上も汚れていいることが多いのです。それが一度や二度ならまだしも、訪れて何度も見かける光景なのです。

せめて「台拭き」を用意して置いてくれていたら、自分で拭くのに・・・
(大手チェーンだからマニュアルに無いことは勝手にできないのかも知れません)

ある日、胸に研修中の名札をした2名の女子スタッフが掃除していました。
(とても大切なことなのに、ここでは見習いだけにやらせている・・・)
教育は徹底されていても、拭いているのは目に見える箇所だけでした。
(その椅子に腰掛けてごらん、違うところの汚れが見えるはずだから・・・)
それは無理です。椅子に座って清掃することは許されていないのでしょう。

私は、いつしか自然と、その店に行かなくなりました。

海-秋の夕暮れ