二太郎は独特な個性の子。


1人遊びが大好きで、保育園ではしゃべらないからといつも別枠で生活させられていたので特段1人が嫌ではなかったんです。



小学校に上がり、友達100人作ろうを目標に行ってたのに、「今日どうだった?」って聞いても「・・・」


「何したの?」って聞くと。


「地面の点検」や「鉄棒のチェック」って。


娘に、何してるか遠くからでいいから見ててって聞くと、休み時間運動場に出て、ひたすら歩き回ってたとか鉄棒を撫でてたって。

木の枝みたり、砂をほじってみたり…。

どういうこと?


もう一度聞くと、点検してたって。


昔は、地球のメンテナンス業者でした。

娘に優しい子に育って欲しくて、ぬいぐるみを購入。

気づけば、お兄ちゃんがぬいぐるみを抱っこしてて、娘がプラレールやトミカで遊んでるえーん


ポポちゃんを買って、「あなたの妹よ」ってあげると人間らしかったため興味を示す。

よくよく聞くとお兄ちゃんが「もっと優しく」を連呼。


見てみると、悪役プロレスラーのように髪の毛掴んで引きずってました。


おいおい…。

「手を繋いで」って言うと「短いから無理」って。「髪の毛はダメでしよ」って怒ったら「じゃあいらない」って。


その後、お兄ちゃんがポポちゃんをなでてました。


ある日、鼻歌歌いながらポポちゃんと遊んでるおひいさん。

やっと、遊ぶコツ掴めたのかって思ってました。

片付けしてたら…、???

足にチクチク刺さるんです、何かが。


???、よくみると、ポポちゃんの髪がショートに。「えー‼️なんで?」


ポポちゃんお湯につけると髪の色変わるのに。

なんで切ったのって言ったら「短い方が可愛い」って。「私と一緒よ」って。

???私はロン毛だけど?


謎は次の朝わかりました。

おひいさんの髪を三つ編みしてたら、後ろの毛を自分で切ってた。「なんでー!」って聞いたら「昨日、テレビでお姉さんが自分の髪を切ってた」って。


それからハサミは没収しました。紙しかきれないと思っていたのに…。器用に髪を切ってました

一太郎は全く人見知りしない子でした。

いつもニコニコで、よく喋る。


相槌打つのが疲れるくらいよく喋って。

適当に返事してたらいなくなって。

よかったぁって思ってたら、おひいさんの顔面を両手で挟んで話かけてたんです。

おしゃべりモンスターだったんです。

見た目は拷問でした。


彼には、喘息という魔物がいていつも発作を繰り返しては、自分で胸をトントンして「まだ大丈夫!」っておまじないかけていて。


どこで覚えたのかと思ったら、小児科のおじいちゃん先生が教えてくれたおまじないでした。


週一で通うくらい喘息出てて、入院して。

それがいつしか、症状出てないのに不安に思ってたのか自分で発作のような症状出してたらしくてその時先生が教えてくれたおまじないでした。


おひいさんはよく溶連菌になっていて。1人で1ヶ月に3周回すくらい、かかっては治りを繰り返していました。


かかりつけの小児科にいったら、一太郎がおひいさんを案内するくらい馴染んでて。看護師さんや受付のお姉さんからとても可愛がってもらっていたのをわかってるいかのような振る舞いでした。


診察室で吸入している間に支払いに行っていたら笑い声が響いて来て。

慌てて戻ると、大先生の聴診器を一太郎が使って大先生を診察してました。

娘と看護師さんをさくらの患者にして。


「順番こです。並んで」って。

先生から「営業妨害だから帰って」って言われましたよ。