二太郎の夢は、一等航空整備士になることでした。
元々はパイロット志望だったんです。
本気でなりたいと思っていたんです。
母としても、やりたい事はさせてあげたいと思いはするけど、調べれば調べるほど金額が…。
田舎の平屋の安い家が建つほどの学費だったんです。
さすがに、普通の一般ピープルには払えるわけもなく。
航空大学校に行くか、自衛隊に入るか、大学から一か八かで自社養成枠を受けるかしかないと話合いをしました。
毎日、PSの「僕は航空管制官??」のゲームをし、飛行機を飛ばしてはシュミレーションしてました。
そんな時、テレビで航空事故ばかりが特集で流れてきて。流石にそれをみて、怖いと思ったらしく地上で安全に飛ばす事を仕事にしたいとかわりました。
一整(一等航空整備士)の養成コースがある専門が国内で3つ?くらいしかなくて。最初は岐阜に行くつもりでオープンキャンパスにも行きました。が、交通の便が悪くて帰って来るのも一苦労でした。
結果北海道に行きました。
千歳空港から学校までは近く、飛行機だと一日何便も飛んでいるし、時間も2時間ちょいで着くんです。
そうです。
九州から北海道です。
夢がある人は強いんです。
暑いところから寒いところへ。喘息の発作が出ていた子が、完治したとは言え寒い雪国へ…。
私の方が心配と寂しさで毎日ブルーになっていたら…。なんの不安もなく旅立つ息子に旦那さん。
「島流しかあ、遠いぞ。大丈夫か?」って。
夢持っていく子にその表現、どうにかなりません?
結果、寮には入らず一人暮らしで3年間。無事に卒業できましたけど。
やはり北海道は遠かったです…