新しき世界 いろいろ無理。 | 寝る前のキルがルール

寝る前のキルがルール

俺のガン見に誰も気づかない。

韓国産マフィア映画とでも言おうか潜入捜査官モノ。

重厚でスリリングなストーリーはもちろん北野武映画の3倍は強烈であろう乾いたバイオレンス描写が評判。
そして潜入捜査官と組織のナンバー2の男同士の命がけの友情がBL界隈で大評判との話も耳にする。

面白いっちゃあ面白いけど正直自分にはキツかった。
無慈悲なバイオレンスがヒドすぎる。
特に女性がエグい目にあうのはかなり辛い。

もちろん「バットで頭殴っても大丈夫」みたいな間違った描写をするヤンキー映画とかよりずっと誠実で良いのだけれどもリアルに描写されたらされたでキツいという…。

ハリウッド映画のような派手な銃撃戦は無いかわりにナイフでチクチク刺すようなアクションが多いので痛そうだし流血量多いし。
繰り返すようだけど痛そうじゃなくて血も流れないウソッパチな映画よりは数段良いとは思う。

なので心が弱ってる時とかはあまり観ない方がいいかも。
映画としては正しい作品だと思うけど、悲惨な事件が多い昨今においてさらに悲惨なフィクションを選んで観る事のできるタフな人にオススメ。