1作目ほど話題にならなかった理由が少しわかった。
あらすじ:コスプレヒーローとコスプレ悪党が戦います。
前作はヒーローに憧れる青年が実際に凄惨な経験をしながらヒーローになる物語だったけど今作もだいたい同じ。
バイオレンス描写のとても痛そうな感じとかも健在。
ただ下品さがさらに過激になってるように思える。
「何もここまでしなくても…」っていうぐらい下品。
テーマは「アメージングスパイダーマン」とほぼ同じで非常にシリアスなんだけど照れ隠しか何なのか下品さが際立つ。いや元々そんなもんか。
なので「スパイダーマン」の方がツルっと喉越しが良いのは確実で今作はあまりの下品さに引いた人も多かったかも。
比べるならバイオレンスの凄惨さや痛みの表現は「キックアス」の方が良く表現されていてちゃんとスーパーではないヒーローを描けていると思う。
ヒーロー論として筋が通っていた。
「アメージングスパイダーマン」は「寓話」としての完成度が非常に高い。
こちらはヒーロー論というより人生訓的な要素が多い。
どちらも父親を失うところとか共通点が多いのが面白い。
そして共に内省的。
たしかに自分の正義に疑問を持つヒーローは信用できると思う。
途中まで良作。
あらすじ:悪の両替商(今で言う銀行?)と戦います。
金で人を殺す仕事人が金持ちにありあまる資金で命を狙われるという物語はもっと連発してもおかしくないぐらい興味深いテーマになると思う。
今まであまりなかったのが不思議なくらい。
正義のヒーロー然とした従来の「必殺」よりダークな物語になっていて新鮮だった。
仕事人達がいままでの無敵超人的な仕事人ではなく若干弱く設定されているのでそこをどう感じるかで好き嫌いがわかれると思う。
自分は「中盤まで」はかなり好きだった。
中村主水が裏の稼業だけではなく表の社会的にもジワジワ追い詰められていくさまはマフィア映画的な恐さがあった。
主水へのハニートラップとして雇われた女性が高所から突き落とされて地面に叩き付けられて血が広がるシーンや鶴瓶の首切断等の残酷描写が地味にあったりしてこの映画の本気度が垣間見えた。
しかし中盤から後半への展開に疑問符。
まず同じ格好をした大量の敵戦闘員。
「この人達何?」っていうのと数百人規模で武装して町の中をウロウロしてたらさすがにお奉行所が動くと思うんだけど…。
切っても切っても同じ滑降した人達が湧いてくるので戦いに重みが無いというか今まで築き上げてきたリアリティが台無し。
そしてそんな大量のザコ戦闘員に囲まれて仕事人が殺されちゃうので拍子抜けというか納得がいかないというか。せめて名のある好敵手と戦って果てて欲しかった。
さらに残念なのはラスボスに仕事人がとどめの一撃を食らわせるという定番のカタルシスも無いという消化不良な終わり方。
ラストは普段の生活に戻ったらしい主水と両替商の女主人が描かれるけど、あれだけ大量の戦闘員や関係者が死んだ事件の後でそりゃねぇよと思ってしまう。
もうちょっと作り込まれてたら傑作になってたのになぁ…。
あらすじ:悪の両替商(今で言う銀行?)と戦います。
金で人を殺す仕事人が金持ちにありあまる資金で命を狙われるという物語はもっと連発してもおかしくないぐらい興味深いテーマになると思う。
今まであまりなかったのが不思議なくらい。
正義のヒーロー然とした従来の「必殺」よりダークな物語になっていて新鮮だった。
仕事人達がいままでの無敵超人的な仕事人ではなく若干弱く設定されているのでそこをどう感じるかで好き嫌いがわかれると思う。
自分は「中盤まで」はかなり好きだった。
中村主水が裏の稼業だけではなく表の社会的にもジワジワ追い詰められていくさまはマフィア映画的な恐さがあった。
主水へのハニートラップとして雇われた女性が高所から突き落とされて地面に叩き付けられて血が広がるシーンや鶴瓶の首切断等の残酷描写が地味にあったりしてこの映画の本気度が垣間見えた。
しかし中盤から後半への展開に疑問符。
まず同じ格好をした大量の敵戦闘員。
「この人達何?」っていうのと数百人規模で武装して町の中をウロウロしてたらさすがにお奉行所が動くと思うんだけど…。
切っても切っても同じ滑降した人達が湧いてくるので戦いに重みが無いというか今まで築き上げてきたリアリティが台無し。
そしてそんな大量のザコ戦闘員に囲まれて仕事人が殺されちゃうので拍子抜けというか納得がいかないというか。せめて名のある好敵手と戦って果てて欲しかった。
さらに残念なのはラスボスに仕事人がとどめの一撃を食らわせるという定番のカタルシスも無いという消化不良な終わり方。
ラストは普段の生活に戻ったらしい主水と両替商の女主人が描かれるけど、あれだけ大量の戦闘員や関係者が死んだ事件の後でそりゃねぇよと思ってしまう。
もうちょっと作り込まれてたら傑作になってたのになぁ…。
ソーの登場シーンは神様っぽくてカッコいい。まさに降臨。
あらすじ:悪い奴が襲ってきたので撃退します。
「マイティ・ソー」は「スパイダーマン」や「アイアンマン」の成功があってこそ映画化された作品だと思う。
武器が万能トンカチの神様って正直どう?
飛ぶ時はそのトンカチをグルグル回して放り投げてその勢いに引っ張られて飛ぶんだぜ?
さすがにその中学校低学年レベルの発想だけでは映画化すると画づらが貧相になるとみたのか神様の世界の話なのに宇宙戦闘機同士の戦闘シーンがある。
(原作のコミックは未読。もしかしたら原作通りかも。)
敵兵が光線銃みたいなのを撃ってきたりして北欧神話ベースなのにちょっと違和感。
でもそこら辺は現代的な解釈と思えば我慢できなくも無い。
ソーはこの作品の前に「アベンジャーズ」に参加(出演)した事が前提になっているのでこの作品から観始めた人は(あんまりいないか)何の事かわからないシーンが多少アリ。
ロキがキャプテン・アメリカに変身するシーンとかは面白い。
ただ最近のマーブル原作作品はほとんどエンドクレジット後に次回作のマーブル作品の予告が入るのだけどそうやって全作品がリンクすればするほど世界観がうすっぺらくなる気がしてならない。
今回の「ダークワールド」の世界だって「マイティ・ソー1作目」→「アベンジャーズ」と立て続けに世界規模の大事件が起きてる事になっているので「いくらなんでもそりゃないな」と思ってしまう。
数多くのヒーローが同時に大勢存在し、毎年のように滅亡の危機に晒されてる世界観ゆえの「(どうせなんとかなるんだろ的な)ユルさ」が楽しめるのはこの作品ぐらいまでが限界かなと思ったり。
今作の影の主役はロキ。
彼がいなかったらただのトンカチマッチョの大活躍だった。
やはりドラマに深みを与えるのは良い悪役。
ノーラン版のスーパーマンにはロキみたいな悪役が足りなかったな。
あらすじ:悪い奴が襲ってきたので撃退します。
「マイティ・ソー」は「スパイダーマン」や「アイアンマン」の成功があってこそ映画化された作品だと思う。
武器が万能トンカチの神様って正直どう?
飛ぶ時はそのトンカチをグルグル回して放り投げてその勢いに引っ張られて飛ぶんだぜ?
さすがにその中学校低学年レベルの発想だけでは映画化すると画づらが貧相になるとみたのか神様の世界の話なのに宇宙戦闘機同士の戦闘シーンがある。
(原作のコミックは未読。もしかしたら原作通りかも。)
敵兵が光線銃みたいなのを撃ってきたりして北欧神話ベースなのにちょっと違和感。
でもそこら辺は現代的な解釈と思えば我慢できなくも無い。
ソーはこの作品の前に「アベンジャーズ」に参加(出演)した事が前提になっているのでこの作品から観始めた人は(あんまりいないか)何の事かわからないシーンが多少アリ。
ロキがキャプテン・アメリカに変身するシーンとかは面白い。
ただ最近のマーブル原作作品はほとんどエンドクレジット後に次回作のマーブル作品の予告が入るのだけどそうやって全作品がリンクすればするほど世界観がうすっぺらくなる気がしてならない。
今回の「ダークワールド」の世界だって「マイティ・ソー1作目」→「アベンジャーズ」と立て続けに世界規模の大事件が起きてる事になっているので「いくらなんでもそりゃないな」と思ってしまう。
数多くのヒーローが同時に大勢存在し、毎年のように滅亡の危機に晒されてる世界観ゆえの「(どうせなんとかなるんだろ的な)ユルさ」が楽しめるのはこの作品ぐらいまでが限界かなと思ったり。
今作の影の主役はロキ。
彼がいなかったらただのトンカチマッチョの大活躍だった。
やはりドラマに深みを与えるのは良い悪役。
ノーラン版のスーパーマンにはロキみたいな悪役が足りなかったな。
もともと凄く好きだったけど今さらながらに気がついた。
これカリオストロの城じゃん!
あらすじ:遺産争いで何人か死にます。
富豪の一家に育てられた美しいお嬢様が遺産目当ての悪人に結婚を迫られるんだけど流れ者(金田一)に救われるというプロットはまんま「ルパン三世カリオストロの城」!
メインテーマも同じ大野雄二氏の担当でよく聞くと似てる。
「カリ城」はこの映画の三年後に公開で作られた時期も近い。
ラストの爽やかな後味も共通してとても良かった。
両者とも逃げるように去るのが面白い。
金田一は役割的には狂言回しで解説者でしかないんだけど丁寧に人の話を聞いてあげる事でいろんな人に救いを与えている。
これって実社会でも大事な事だよなと思ったり。
昨今の良く無い事件はこの「よく話を聞く」事が足りてないで起きてる事が多い気がしてならない。
石坂浩二のひょうひょうとした金田一は愛嬌があって登場人物達が話をしたくなるのもわかる。
豊川悦司はちょっと話しかけづらいよね(1996年版「八つ墓村」)。
今作は役者がやたらとオーバーアクト気味で金田一も絶叫シーンがある事に違和感。
映画内で一番のリアクションを見せるのが川口晶(犬神小夜子)で映画史に残る絶叫からの失神シーンは必見(この人あの川口浩(探検隊)の妹さんなんですね)。たまにそのシーンがネタ画像になっているのを見かける。
自分も好きで実際、世間的にも高評化を得てる作品だけれどもツッコミどころも多いしエログロ(横溝正史作品では当たり前だけど)&流血も多め(表現は控えめ)だしで誰にでも薦められる作品では無いと思う。
加えてそんなに大事とは思えない場面でのコマ送りとか唐突に白黒反転とか実験映像的な部分が散見されてしかもそれがそんなに意味をなしていない気も…。
ただ前述のようにトータルでみるとカリオストロの城のような爽やかな後味が残るという不思議な魅力のある作品になっている。
何回みても飽きないんだよなぁ…。
そういう作品を名作と言うのかもしれないけれど。
これカリオストロの城じゃん!
あらすじ:遺産争いで何人か死にます。
富豪の一家に育てられた美しいお嬢様が遺産目当ての悪人に結婚を迫られるんだけど流れ者(金田一)に救われるというプロットはまんま「ルパン三世カリオストロの城」!
メインテーマも同じ大野雄二氏の担当でよく聞くと似てる。
「カリ城」はこの映画の三年後に公開で作られた時期も近い。
ラストの爽やかな後味も共通してとても良かった。
両者とも逃げるように去るのが面白い。
金田一は役割的には狂言回しで解説者でしかないんだけど丁寧に人の話を聞いてあげる事でいろんな人に救いを与えている。
これって実社会でも大事な事だよなと思ったり。
昨今の良く無い事件はこの「よく話を聞く」事が足りてないで起きてる事が多い気がしてならない。
石坂浩二のひょうひょうとした金田一は愛嬌があって登場人物達が話をしたくなるのもわかる。
豊川悦司はちょっと話しかけづらいよね(1996年版「八つ墓村」)。
今作は役者がやたらとオーバーアクト気味で金田一も絶叫シーンがある事に違和感。
映画内で一番のリアクションを見せるのが川口晶(犬神小夜子)で映画史に残る絶叫からの失神シーンは必見(この人あの川口浩(探検隊)の妹さんなんですね)。たまにそのシーンがネタ画像になっているのを見かける。
自分も好きで実際、世間的にも高評化を得てる作品だけれどもツッコミどころも多いしエログロ(横溝正史作品では当たり前だけど)&流血も多め(表現は控えめ)だしで誰にでも薦められる作品では無いと思う。
加えてそんなに大事とは思えない場面でのコマ送りとか唐突に白黒反転とか実験映像的な部分が散見されてしかもそれがそんなに意味をなしていない気も…。
ただ前述のようにトータルでみるとカリオストロの城のような爽やかな後味が残るという不思議な魅力のある作品になっている。
何回みても飽きないんだよなぁ…。
そういう作品を名作と言うのかもしれないけれど。
久しぶりに観たら見方が変わった。
純真なオッサンが壮大に失恋する話だった。
あらすじ:スーパーハッカーを巡って公安同士で戦います。
登場人物がやたら小難しい会話を繰り広げる押井守作品の代表作。
実際はその小難しい話は「飾り」のようなもので深く考えても考えなくてもいいものだと今回悟った。
自分が「こうじゃないか」と想像する押井守監督の作品内における優先順位。
1:風景を描きたい
2:何考えてるかわかんない女に振られる男を描きたい
3:犬可愛い
監督のほとんどの作品が共通してこんな感じだと思う。
登場人物は皆理屈っぽいけど結局は理屈で動かない女性にはかなわないという、男性には無力感漂い女性には未来を感じさせる終わり方が多いと思う。
今作では最強クラスのマッチョ男バトーが草薙素子に散々尽くしてきたのに目の前で素子を寝取られるという醜態をさらすのだけれども同じオッサンとして同情を禁じ得なかった。
強くて優しい俺の方が良いハズだという男の論理を見事にスルーする女性。
ハードな設定と難しそうな理屈に彩られたこの作品のメインストーリーはわりと初歩的な「恋愛あるある」だ。
ただ残念なのは本当に初歩的な恋愛どまりなのでもうちょっと大人の恋愛を描けなかったのかなとは思った。あんまりそういう事に興味無いにしても。
この作品を観る前にある程度「攻殻機動隊」について調べておいた方がより楽しめると思う。自分は原作は未読だったので背景がよくわからなかったけど調べたらいろいろ合点がいった。
純真なオッサンが壮大に失恋する話だった。
あらすじ:スーパーハッカーを巡って公安同士で戦います。
登場人物がやたら小難しい会話を繰り広げる押井守作品の代表作。
実際はその小難しい話は「飾り」のようなもので深く考えても考えなくてもいいものだと今回悟った。
自分が「こうじゃないか」と想像する押井守監督の作品内における優先順位。
1:風景を描きたい
2:何考えてるかわかんない女に振られる男を描きたい
3:犬可愛い
監督のほとんどの作品が共通してこんな感じだと思う。
登場人物は皆理屈っぽいけど結局は理屈で動かない女性にはかなわないという、男性には無力感漂い女性には未来を感じさせる終わり方が多いと思う。
今作では最強クラスのマッチョ男バトーが草薙素子に散々尽くしてきたのに目の前で素子を寝取られるという醜態をさらすのだけれども同じオッサンとして同情を禁じ得なかった。
強くて優しい俺の方が良いハズだという男の論理を見事にスルーする女性。
ハードな設定と難しそうな理屈に彩られたこの作品のメインストーリーはわりと初歩的な「恋愛あるある」だ。
ただ残念なのは本当に初歩的な恋愛どまりなのでもうちょっと大人の恋愛を描けなかったのかなとは思った。あんまりそういう事に興味無いにしても。
この作品を観る前にある程度「攻殻機動隊」について調べておいた方がより楽しめると思う。自分は原作は未読だったので背景がよくわからなかったけど調べたらいろいろ合点がいった。
