ゼロ・グラビティ | 寝る前のキルがルール

寝る前のキルがルール

俺のガン見に誰も気づかない。

もの凄い感動名作みたいな扱い受けてるけど(実際良作だけど)サバイバルホラーだよね。
ホラーには定番の死体ドッキリやグロドッキリがちゃんとある。

上映時間も1時間30分と最近の映画の中では短い方でサックリと楽しめる。

出演がサンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーのほぼ二人だけで(あとは全部死体)でこちらもコンパクト。

それにしてもジョージ・クルーニーのあまりのジョージ・クルーニーっぷりに笑った。
ちょっとエロだけど有能な二枚目紳士そのまま。
カッコいいとこ全部持っていく。


宇宙では何かをガッチリ掴まないと死ぬ。
とてもシンプルなルールが全篇に渡って緊張感を与えてて良かった。
原題の『Gravity(重力)』は重要なルール説明でもある事に観賞後気がついた。

観る前は感動巨編かと思っていたけどスリルの連続で楽しい(?)エンタメ作品だったので良い意味で裏切られた。

ここは嫌だなと思ったのは主人公が最初はすぐパニックになるしネガティブなダメな人なところジョージ・クルーニーとの対比なんだろうけどあまりにステレオタイプなダメさなんでちょっとイラっときた。それぐらいかな。

静かで(宇宙だから基本無音)落ち着いた、それでいてドキドキできる結構好きな作品でした。