ダークナイト | 寝る前のキルがルール

寝る前のキルがルール

俺のガン見に誰も気づかない。

言わずと知れたクリストファー・ノーラン監督の傑作。
昨日改めてブルーレイで観た。

冷静に観ればところどころツッコミどころがあるけどそれでも緊張感が最後まで続くのが凄い。
アメコミヒーローものの中でも屈指の社会派サスペンスになってると思う。

ただトゥーフェイスの造形は原作があんな感じとはいえもうちょっとなんとかならなかったのか。
あそこまでモンスター状態のまま治療が放置されるハズが無いだろとは思う。


病院運ばれてすぐにもうちょっとは直すだろ。

かなりリアル・シリアス路線だったけどトゥーフェイス登場あたりから作り物っぽさが出てくる。

重い重厚なストーリーだけどそれに耐えうる役者陣も素晴らしくもうちょっと完成度が高かったら映画史の中でもかなり上位にあがる傑作になってたかもしれない。

続編の『ダークナイトライジング』がこの映画の悪いところだけを継承した作品になったのは続編マジックといううか不思議なものである。
なぜ改良じゃなくて改悪になるのか。

しかし壮大にハズレてもクリストファー・ノーランの名声が崩れないのはやはり『ダークナイト』があまりにも凄いからなのであろう。