前田・セロ…!。

前田はセロに不死鳥の羽で攻撃するが8匹の蛇に防がれる。

セロ・おや…随分、お怒りのようだね。

前田・ふざけんな…どうして…仲間じゃないのか…。

セロ・彼女は私に最後まで協力してくれた、知ってるかい?、さらなる進化には恐れが必要だ…彼女は最後に私に死の恐怖を教えてくれた。

前田・あんたの講義は…聞き飽きた!。

セロ・おや、そうかい…私は今日機嫌がいいのに。

サド・援護に行くぞ!。

珠理奈・ブラゾス・デル・アイアネル!。(鋼鉄の両腕)

サド・…ブラソ・デレチャ・デル・ロホアルマデューラ!。(赤鎧の右腕)

ハウルビリー・アーラ・デル・ウラカーン!。(暴風の翼)

スカラジェーン・私達も…ドスランサ・デル・フエーゴ!。(火の双槍)

ギルバート・あぁ!…エスパダ・デル・ロッサ!。(茨の刀剣)

前田・お前は一人だ…。

セロ・一人か…いいや…二人だ…いや、一人で二人か…。

珠理奈・何だ…?。

セロ・聞いてくれ、私の目的は爆弾のような陳腐な物で世界を壊すなどという小さな計画じゃない。

セロは天を指差した。

セロ・私はもう一つの三次元を作って、この次元にぶつけ、空間ごとこの世界を壊す!。


シェイル・セロの元につき、力を手に入れた私には強い孤独感が蠢いていた、ある日、セロに言われた。


セロ・君は寂しいのか?。

シェイル・その通りだ…どんな言葉で取り繕っても、結局はそういう事だ。

シェイルはホテルの一室に仮面の状態でいた。

シェイル・うぐっ…ぐっ…はぁ。

シェイルの仮面の上が割れ、破片が小さな少女になる。

シェイル・名前は…あるの?。

シェイルはその仮面から生まれた一糸纏わぬ少女に執事風の服の上着を着せる。

少女・ない…。

シェイル・そうか…エリカ…なんてどうだ。

エリカ・いい名前…でも、なんでその名前なの?。

シェイル・エリカって花から取った。

エリカ・ふーん。

シェイル・私は心の孤独を癒やす為に私自身を二人に分けた。

エリカ・私はどうすればいいの?。

シェイルはエリカを抱きしめる。

シェイル・ただ一緒に昼寝してくれ…それだけでいい。

エリカ・わかった…。



シェイルは8匹の蛇に貫かれ、崩れ落ちる。

シェイル・そうか…私はただ…ゆっくり昼寝したかったんだ…誰にも邪魔されずに。

シェイルは誰かに受け止められる。

ハウルビリー・シェイル…。

シェイル・ハウルビリー…ごめんな…、あ…口が開かない…。

シェイルはハウルビリーの間から前田を見つける。

シェイル・前田…か…強い目だ…サドさんとのタイマンの時と…同じ…ふふっ…なんだ…これなら…安心して…昼寝できる。

シェイルは力尽きる。

スカラジェーン・シェイル!。

ギルバート・シェイル!。

マジ女についたギルバートとスカラジェーンが駆け寄る。

ハウルビリー・ちっ…勘違いしたまま死にやがって、お前は孤独なんかじゃねぇっての…。

ハウルビリーは苦虫噛み潰した顔になる。

前田はセロを睨みつけた。


シェイルの声・心が寒い、痛い。
まるで心だけが樹氷に突き刺さった感覚、それが私の孤独の痛み。



シェイルが放った光はセロを捉えた。

セロ・うっ…!。

シェイル・当たった…。

セロ・気づいていたさ、君の考えなど…ただ君が私をこの程度で殺せたと思っているのか?、錆びらせてもその錆びを内から…。


シェイル・再生しませんよ…。

セロ・何だと。

シェイル・嘘つきました、私の能力は錆び+破壊の能力ですよ。

セロ・破壊…?。

シェイル・錆びの進行と同時に体が壊れてくる、再生の隙を与えません。

セロ・ぐっ…シェイル…貴様ぁぁぁ!。

セロの体が崩れる、崩れた体の中心に白い仮面があった。

シェイル・あった…。

シェイルはその仮面を取り上げた。

シェイル・はぁ、はぁ、はぁ…。

セロ・シェイルゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!。

シェイル・ふぅ…終わった…終わった…終わったんだ…。

シェイルは壁にもたれる。

セロの崩れ落ちた体が再生する、そして再生したセロの背中に8本の白い蛇が生えていた。

セロ・どうやら…仮面が私から離れても、大丈夫らしい、それはもう私の肉体の一部だ。

シェイル・ぐっ…。

シェイルが持っていたセロの白い仮面が、セロの元に戻り、セロの顔にはめられる。

セロ・…シェイル…。

シェイルの体を8匹の白い蛇が貫く。

シェイル・私は…。

シェイルは手を伸ばしセロに食い下がる。

セロ・ありがとう。

セロはシェイルの手を切り落とす。

シェイル・ぐっ…。

8本の蛇が体から抜ける。

シェイル・ぁぁ…私は…死ぬんだな…まぁいいか…これで…ゆっくり…昼寝できるし…でも、一人はやだな…。



シェイルはウンデシーモ・リパー(11の死神)に入った当初の事を思い出していた。