セロ・また見れるぞ、もうすぐ…。

セロは穴を抜け出した。

セロ・色の無い世界だ…。

穴を抜けた後の世界は灰色がどこまで続く世界だった。

セロ・そろそろかな…。

穴を抜けて前田も灰色の世界に足を踏み入れる。

前田・セロ…!。

セロ・ここで…君を消して、ゲームを終了しよう。

前田・ゲームだと…。

セロ・思えば長いゲームだったよ…君が生まれてから始めたゲームだから…。

前田・何だと…!。

セロ・分からないか?、私は君も、マジ女も矢場久根もずっと手の平で転がしていたんだよ。

前田・何を…言って…。

セロ・高橋ミナミの死も、大島優子の死も、私が決めた。

前田・黙れ!!。

前田は不死鳥の羽で攻撃する。

セロ・最初に鬼塚だるまと一緒に転校するのも私が決めた、チームホルモン、歌舞伎シスターズ、学ラン、山椒姉妹、チョウコク、シブヤ、ブラック、ゲキカラ、トリゴヤ、サド、イーザクード、ハウルビリー、グレン、その他諸々の戦いも私が決めた。

前田・何を言ってるか…分からない。

セロ・つまり…最後に君は私に消去される運命だ。

セロは背中の8匹の蛇から光を放つ。

前田・ぐっ…。

前田は8発全てよけた。

セロ・いい反応だ…。

前田・舐めてるのか?。

セロ・前田さん…あなたは本当の絶望も…この世界の失望も知らない…そういうあなたには真の絶望を御教授しよう。

セロの蛇が2匹両手に真っ直ぐくっつき刃になる、背中の6匹の口からも刃が生える。

前田・来る!。

前田が感じた瞬間、前田を8本の刃が貫いた。

前田・うっ…。

前田は倒れた。

セロ・呆気ないな…。

前田はまた深い海の底に突き落とされた。
セロ・では、さようなら。

セロは天に開いた大きな穴に向かう。

珠理奈・待て!、アイアネル・ディレクト!。(鋼鉄の一撃)

だが衝撃波はセロには届かない。

珠理奈・くそっ!。

スカラジェーン・はぁぁぁ!。

スカラジェーンは火の双槍を投げるが消えてしまう。

スカラジェーン・ぐっ!。

前田・アーラ・デル・フェニックス!。(不死鳥の翼)

サド・前田!。

前田はセロを追って穴に向かう、だが間に合いそうにない。

前田・時間がない…。

ハウルビリー・ちっ…ウラカーン!。(暴風)

ハウルビリーは暴風で前田を押し上げる。

前田は穴に入った。

ハウルビリー・あとは…お前がやれ…。

サドは辺りを見渡し。

サド・オタ!…出てこい!、ここの奴ら全員治療する!。

オタ・人使い荒いな~サドさん。

オタは走ってくる。

ハウルビリー・シェイル…。

ハウルビリーはシェイルを抱える。

ギルバート・あれは!。

ギルバートは校庭から誰かが入ってくるのが見えた。

シェラーロ・ハァ…ハァ…ハァ。

珠理奈・シェラーロ!。

フラフラとシェラーロが歩いてくる。

シェラーロ・これは…。

珠理奈・何しに来たの?。

シェラーロ・あの人は…あなた方にこの計画の理由を言って消えた?。

珠理奈・えっと…。

サド・世界を一から再構成すると言って消えた。

シェラーロ・やっぱり肝心なとこは言わないで消えましたか…。

珠理奈・肝心?。

シェラーロ・あの人は…。

前田は穴に入って、セロを追っていた。

前田・逃がさない…。


セロの声・今なお私は君が怖い。
そして今なお言える、僕は君を心から愛している。




珠理奈・な…何だと…。

ハウルビリー・次元をぶつけるだと…。

セロ・そうだな…君達には説明しないとね…一から今の現実の十まで。

セロはニヤリと笑う。

セロ・まず…なぜ私がマジ女や矢場久根のヤンキー達を拉致して仮面の力を僅かでも吸い出しているのか…。

珠理奈・確かに気になってた…それ。

セロ・仮面の力には空間を裂くようなとてつもないパワーがある…だがそれにはかなりのエネルギーが必要になる。

サド・だから拉致しまくってたのか…。

セロ・私は紛争地域の兵士や各国の傭兵を拉致して仮面の力を吸い出していたが…あらかた吸い尽くしてしまった、だがまだ少し三次元を作り上げるにはエネルギーが足りない、その時日本にはヤンキーと呼ばれる、人種が居る事を知った。

ハウルビリー・人種って言い方腹立つんだが…。

セロ・私は厳選して部下を選んだ…つもりだったが…いくつものエラーが生じてしまった。

セロは溜め息をつく。

セロ・アスランやグルジア…モストラにシェイル…いくつものな…。

スカラジェーン・この…!。

ギルバート・減らず口が…。

セロ・そして…もう仮面の力は集まった!、私は三次元をもう一つ作り上げ、この次元にぶつける!、そして…また世界を一から再構成する。

前田・そんな事の為に…。

セロ・そんなの事…か…君にとってはそんな事でも私には全てだったよ!。

セロは天を指差した、そしてそこに8匹の蛇が白い光を放った、光の先に大きな穴が開いた。

セロ・さよならだ…私は…君達を滅ぼす準備をしてくる。