「白一色」
トン トン トン
トン トン トン
僕と彼女は階段を登る。
長いマフラー 彼女が編んでくれた僕へのプレゼント


長いマフラーふたりで 巻いて歩いた。我々2人は迷子のように何処までも。街灯も何もない、黒と白の世界。我々は歩く。君のかじかんだ手と僕の手をボロボロのポケットの中に入れて指を絡めて 冷たくて いい気持だよ
雪よ降れ 雪よ降れ


まるで白い世界は
白紙とも違う。君のTシャツみたいだよ。孤独感を一番感じていたあの頃。今我々は白一色におおわれて君と何処までも 我々を攻める者達はいない。
僕は目を少し細めて景色を見渡す。小さな雪水の水滴がまぶしくて いい気持だよ
雪よ降れ 雪よ降れ


もっと遠くまで行こう。
白い向こうへ もっと遠く もっと白く。君の横顔を見ながら、何処までも。君の睫毛って長いんだね。雪が降って雪が降って君の睫毛が震えているよ。重いのかい?
横になって。服は脱がなくていい。僕の口唇で溶かしてあげよう あぁ いい気持だよ
雪よ降れ 雪よ降れ


我々の足跡 雪が積もって消えて行くね。見えるかい?君冷たいよ。僕も冷たいよ。こんなに身体が冷めたのは、テスト勉強以来だね。我々は歯をカタカタ鳴らし いい気持だよ
雪よ降れ 雪よ降れ


雪よ降れ雪よ降れ
もう何も見えないよ。
吹雪だね。
あっ月が青く見えるよ。
おなか空いた。おなか空いた。絶望、孤独、精神病、看護士
藪医者、患者、我々、行方不明ハァハァハァハァハァ
ハァハァハァハァハァ

吹雪が強くなりました。
視界が薄れました。
我々は倒れました。
そして
我々は今雪に埋もれている
雪をかぶっている。
もう何も見えない。
夜空も君も見えない。
君は僕の顔見たい?
白一色の世界
あぁ綺麗。
きれいだね
いい気持だよ
綺麗
雪よ降れ 雪よ降れ
もっと降れ もっと降れ
akb701さんのブログ-110217_2001~02.jpg

akb701さんのブログ-110217_2001~01.jpg

僕は、光を闇に変える。
美しい程の闇は、僕を正しい道へ道案内してくれる。
だから僕は空に浮かぶトマトを見つめ、夢の中でサーカスを繰り広げる。僕の部屋で。

道化師達は玉に乗り、それを見て僕の家族が空中ブランコや綱渡りをする。
瞼に金粉塗って、弟火を吹き、妹は蛇を喰う

逃げる事は出来ない、僕のサーカス。




たたり物語
「綱渡りの美学」

水を浴び 夕食まだかと
涙流す 少年の
背中飛び出す 天使の羽

母の顔 鬼となれば
豆を撒く

父親 会社をくびになり
見渡す世界 地獄絵図

真っ赤なトマト
宙に浮かぶ
お月様

虫が鳴き
薄暗い空
夏の朝


父親は蛇
僕は何も出来ない
蛙です

汗の匂い
立ち込める
倉庫の中

夢の中
終わらないサーカスの
綱渡り

美術館
僕と夢
我の家とも
呼んでいい

プールの底
天井見れば
真っ赤なお月様

トイレの夢
僕は悲しき
女の敵

給食に
青虫一匹
夢を見る

校門の笑い声
友の最後を
見届ける

裏山に
僕の母
一人いたけり

夏の野菜
瑞々しく
美しい

兵士が帰ってくる
友と亡き父を連れ

見つけたよ赤い少女
草村に1人
横たわっていた

お母さん
お母さん
お尻から
虫が出ました




akb701さんのブログ-110215_2146~01.jpg

最近奇妙な僕の世界に来てくれている皆さん。
ありがとうございます。
僕はいつも、「今地球が終わったら」や「死んだら」とか変な事を考えて少なくとも考えて生きています。


さてさて、最近詩や物語を書いているのですが、きっと僕のキャラの皆さんも、白塗りの顔で奇妙な世界を生きているんだと思います。白塗りは作るのではなく、キャラの皆さんが生きて行く上で大事な事なんです。
きっと僕がブログに書いている世界は、僕が生きている世界何じゃないかなって思います。
もし生きている世界なら皆、白塗りの顔なんです。光と影のように。


それを皆様が見に来てくださって、同じ世界でメッセージを交わし合う。素晴らしい事としか言いようがありません。
今後もよろしくお願いします。
奇妙な世界を愛してくださる方、メッセージお待ちしております。

「少年挙動不審」
不眠症の僕
不眠症の鳥達が
狂った唄をうたいだす


世界の全てを
憎しみの雨を
切り裂け 僕の
青春


港の巨大な
旅客船
母と弟がいるはずだった


百人の中に父一人
僕は信号の隅に一人


僕の結核
真っ赤な薔薇が
溢れ出す


「童貞365日の日記」
色鮮やかな 姉の身体
僕は小さな 亀を持つ
窓辺の花が 散らないように
小さく 小さく 祈る24時間


きっと散れば 我々兄弟は
灰になる
そうなったら 僕は首を吊る
どうか散らないでくれ
小さく 小さく 祈る24時間


薄く蒼い空が 顔を出し
僕は息を吐く
踏ん張り過ぎて 身体は筋肉痛だ姉は まだ 深い夢の中
思春期の僕は まだ深い興奮の中

「仕方ないよ 人間だもん」


真っ黒の太陽が僕に声をかけ
僕は小さく頷く
窓の外 寂しい 柿の木が
思春期の僕を 笑ってる


願っても戻ってこない 初恋の娘僕は気持を伝えられず 姉に恋
髪を水色に染め 小学生くらいの小柄な姉に 恋をした僕は


まるで蝉の抜け殻のように
ベッドにしがみつき 明日を待つだけ 一週間したら 死にそうだ
姉の純白コットンが 僕を誘惑する
甘そうな香りと上手そうな太股
僕は我慢が出来ない


僕は姉にしがみつき純白コットンを触り血を吸い上げた


町を走る列車の音に 耳を傾けて走れ 走れ 僕の性春


気が付けば
「今日で1年が終わる」