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ロボジー 矢口史靖監督
「ワイルド7」「ロボジー」ともに北九州での撮影という繋がりが何気にあったりする。
「ロボジー」では門司港駅や下関の海峡メッセなどがバッチリ出てくるので、
この辺りを知る人間には愛着深いですねー。
で、内容ですが、
これはもう、問答無用で面白おかしく、上映中笑いっぱなしでした!
最近の矢口作品は「ウォーターボーイズ」や「スウィングガールズ」などに代表される、
至る所に笑いを盛り込みつつも、なんだかんだいって、
クライマックスの演目の盛り上がりに、この上ないカタルシスを感じさせるような、
誰もが感動する、これぞ映画の醍醐味!のような作りでした。
しかし、この「ロボジー」は最後の最後まで馬鹿馬鹿しさ全開で、
「いや~、腹抱えて笑ったわ~。あそこのシーンの…」と、
一緒に観た人同士で笑い所をどこまでも語り合えるような、
純粋に笑いに徹した面白さでした。
「ひみつの花園」や「アドレナリンドライブ」を映画館で観て、
一人で思い出し笑いをしながら、あぁ、誰かとこの映画について語りたいと
切なくなりながら帰ったあの感覚が蘇りました。
こういう全然「超大作」っぽくない、地味ながら実力派の俳優陣で作られた映画こそが真骨頂だと実感。
役者陣はロボジーを開発する3人組も吉高由里子さんもすごく良かった。
役者をしているチャンカワイさんは初めて見たが、すごくハマリ役だった。
そして主演の五十嵐信次郎氏=ミッキー・カーチスという事実を映画を観終わっても気付かなかった…。
これといった山場も盛り上がるところもあまりないストーリーだが、
細かい笑いを積み重ねた、しんみりほのぼの出来るシーンが気持ちいい。
ラストの爺さんの満面の笑顔で全てが許せる。
ムラタセイサク君や最近よくCMで見るクマ型の介護支援ロボットも登場。
こういった凄いロボットを見ると、この「ロボジー」もそのうち作れるんじゃね?と思えてくる。