ワイルド７ 羽住英一郎監督
原作はさすがにリアルタイムの世代ではないものの、一応読んでます。
熱狂的なファンも多いあの原作を、どのように実写化したのか大変興味がありました。
冒頭のアクションシーンは見応え十分。
残虐性の高い銀行強盗達を、問答無用でバンバン射殺していくハードな展開。
これは面白いかも！！と掴みでかなり期待値が上がります。
飛葉役が瑛太さんと聞いた時は「イメージと違うなあ」と不安視していましたが、
意外とハマッていて好印象。
しかし謎の女性ライダー（深キョン）が現れてからが若干中だるみ。
謎のライダーと言いながらも原作ファンにはお馴染みのキャラなんですけどね。
らしくないメロドラマ的な展開になるんですが…、
やっぱり映画にはこういう要素は必要なんですね…。
昔の漫画なので設定やストーリーに突っ込みどころが満載なのは観る前から分かってましたが、
あのワイルド７の容赦無い非道な空気も後半からかなり薄まっちゃいましたね。
映画のキャッチコピーの「愛を守りぬけ」っていうのもなんか違う印象が…。
せっかくの個性的なキャラ達もあまり活かせなかったような気がします。
自分的には飛葉や世界以外のメンバーにあまりスポットが当たらない中、
「ヴァーサス」の舞台挨拶を観に行った時からのファンの、
松本実さんがビジュアル的にも演技的にも存在感があったのが嬉しかった。
（しかしBBQっていうキャラは原作でいうところのチャーシューの事？）
エンドロールまでしっかり見てパンフも買いましたが…、
エンドロールにもパンフにも載ってました！！
「赤や」のロゴがありました！！
一応美術協力したということで、宣伝をしておきますｗ