パラサイト | 家具 通販 赤や 竹田のブログ

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お正月は基本寝正月だったので、
テレビを観たり映画を観たりしていました。
で、久しぶりに自分が学生時代に大好きだった映画「スクリーム」シリーズを3作一気に観ました。
そしてその後続けて観たのがロバート・ロドリゲスの「パラサイト」。


パラサイト ロバート・ロドリゲス監督

監督ロバート・ロドリゲス、脚本ケヴィン・ウィリアムソン。
二人とも大好物!
13年も前の映画ですが、こんな俺得映画を自分はなぜ今まで観ていなかったのかわかりません。

出演者はイライジャ・ウッドをはじめジョシュ・ハートネットやファムケ・ヤンセンなどすごく豪華。
しかし出演陣は豪華なのに全編からはB級映画臭がプンプン。

田舎町のフットボールだけが盛んな町のハイスクールを突然、謎の生命体が“侵略"していく。
外見上は以前と全く変わらないが、学校中の人間がどんどん中身が別の生物と入れ替わってしまい、
それに気付いた生徒たちが奮闘するという話。

完全に「ボディスナッチャー」のオマージュ的なストーリー。
尚且つ仲間たちが疑心暗鬼になってお互いを検査しあう所に加え、
首だけになってもニュルニュル動く謎の生命体の描写は「遊星からの物体X」を彷彿させる。
そして「スクリーム」や「ラストサマー」で成功した学園モノのホラーの雰囲気を踏襲した、アメリカのティーン達の軽いライトなノリも健在。
わざわざ劇中のセリフでネーブキャンベルやジェニファー・ラブ・ヒューイットの名前を出すところもマニア心をくすぐる。

謎の生命体に乗っ取られて人間ぽくなくなってしまった人たちの演技がうまい。
中でもあのT2でお馴染みのロバート・パトリックの無表情な演技は画面に映るだけで怖い。
(T-1000役の役者が出演するこの映画にわざわざエドワード・ファーロングとい役名の先生が登場しているのだが、これも監督の遊び心だろうか?)

最終的にボスキャラを倒したらみんな元通りに戻るに違いない!と
全員がSF小説の設定を信じて突っ走るこのご都合主義な展開も
ゆるいB級映画臭ですべて許せてしまう。
(そもそもなぜボス的存在の生物が存在すると思い込んだのか?)

肩の力を抜いて見る映画としては最適!
すごく面白かったです。

この手のホラーといえばもうすぐ「フライトナイト」のリメイクが公開されますね。
昔の「フライトナイト」は絶対に観たはずなんですが、
思い起こすと自分の頭の中で「ロストボーイ」とごっちゃになっています。
リメイクを観に行く前に観直そうかな…。