ブラームス公開レッスン2回目!経堂のピアノ教室、バイオリン教室、リトミック
昨日は雪が心配されましたが、降らなくて良かったです。
今日、晴天!!
久しぶりに太陽の光を浴びたら嬉しくなりました!
さて、昨日はブラームス公開レッスン2回目がありました。
私はop.117-1をみていただきました。
まず先生の第一声。
「はい、いいですよ」と言われホッとしました。
先生は外国の方なので、良い、悪いがはっきりしているのです。
ただ、全体的にもう少しゆっくり弾いた方が良いとアドバイスされました。
「ゆっくり弾いて怒る人はいないから、大丈夫」と(笑)。
そして、
何しろ弾き始める前に雰囲気をつくること。
先生はコンクールの審査員をよくやられているそうですが、演奏者が出てくるだけで大体どのような演奏をするか分かるのだそうです。
弾く前に音楽を感じるといった感じでしょうか。
その場所、部屋、ホールなどの空気を感じる、そして聴いている人に伝える。
私もよく、
「鍵盤のところだけで聴かないで、空中にさまよっている響きを聴いてね」
と生徒さんにお話しします。
特に難しい曲を弾く時に、とっても上手なのに鍵盤にかじりつくように弾く子がいるので、もったいないなーと思ってアドバイスします。
もっと客観的に音楽を捉えてもらいたいのです。
先生が今日はおっしゃったことは大体これと同じでしょう。
子育ての本か何かで、子供に聴いてもらいたいときには、小さな声で話す方が良い
と読んだことがあります。
その方が、
何だろう?
と思って真剣に聴いてくれるのだとか。
ピアノもこれと同じですね。
聴いてもらいたいときには、静寂をつくる。
そうすると、観客の集中力が高まるのです。
ただ、実際にこれを行うには難しいです。
難しいというには、練習が必要だという意味ではありません。
自分の精神力を鍛えないと難しいのです。
自信ないな。
とか、
あそこの部分弾けるかな。
とか、
そういう気持ちを持っていてはなかなか難しいのです。
ということは、結局自信がつくまでの練習は必要ですね(笑)
ただ、これが出来ると、
なんかプロっぽい。
と思わせてしまう凄さがあります。
プロとアマチュアの違いはこんな所にあるのかもしれません。
今日は伴奏者としてバイオリンのレッスンに付き合いました。
その後は調律師さんに来てもらいました。
その話はまた今度。