こんにちは。
本日は、東京都D.H様よりご注文いただいた、記録盤をご紹介したいと思います。
着装写真も送ってくださいましたので、ぜひご覧ください。
記録盤とは当時の個人装備品で、廃棄された戦闘機の外板等を上手く利用して器用な整備兵が作ったそうです。そのため様々なタイプがあったようです。大腿部へのバンドの取り付け方や、鉛筆の取り付け方なども個性的でアイデアいっぱいです。
~完成品~
オーダーでも人気のタイプです。
紙を挟めてみましょう。
このタイプは、下の留め具に紙を挟めて、上蓋を嵌めこめるようになっています。留め具の角度も、ちょっとした力加減で調節できますので、開閉具合を緩めたり固めにしたりできます。
鉛筆は本体と紐で繋いでいるので失くす心配がありませんね。サッと通しやすいです。
ゴムバンドも腿に合わせて調節ください。
その他の当時の記録盤も見ていきましょう。
鉛筆挿しは綿布で作られていますね。留め具も様々な形、方法で作られています。
こちらも鉛筆挿しや留め具の使い方など面白いです。それぞれが違っていて、一つとして同じ物がないように思えます。発見するたびに製作意欲が湧いてきます。
熱心に記録盤にメモを取っておられますね。
手前左の搭乗員の記録盤は、紐で括られています。
~ご依頼者様の着装写真~
ばっちり、決まっていますね。
皆様、いかがでしょうか。