【新作】イタリアの飛行帽と酸素マスク | 軍装 製作 赤とんぼのブログ  インスタグラムはこちらです→ ki9.k5y

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日本軍の歴史に興味があり、その歴史を残していく方々の中のひとりになりたいという思いで製作に励んでおります。日々研究し、オーダー製作、修復もしております。ヤフオクに出品中の商品はこちらhttp://sellinglist.auctions.yahoo.co.jp/user/ryotacrash?

こんにちは。

本日はイタリアの飛行帽と酸素マスクをご紹介いたします。

こちらの製品は、イタリアのコレクター様からのご依頼で

今回再現することができました。

 

 

 

こちらです。

このGIUSTI(ジュスティ社)の飛行帽は1930年代から第二次世界大戦終了まで、改良を加えられながら生産されました。

またローマのGIUSTI社は1980年初頭までイタリア空軍製品を供給し続けていました。

 

 

 

 

それではGIUSTIの飛行帽から見てみましょう。

 

 

特徴は通信システムを収容するための典型的なイタリアの”カタツムリ”が縫い付けられてカバーされています。

 

 

 

 

(オリジナルの飛行帽)

 

GIUSTI社のシルクラベル

 

 

 

 

 

次は酸素マスクをご紹介いたします。

 

 

こちらはとても希少なものです。

二人の依頼者からご依頼があり、3個製作しました。

依頼者から写真、資料などが送られてきて

完成まで2ヶ月ほどかかりました。

 

 

 

 

(オリジナルの酸素マスク)

 

 

 

 

 

 

 

 

(再現)

 

 

 

 

 

 

 

このマスクは30年代初頭から1942年まで使用され、今でもドッグノーズ、ピッグノ―ズと呼ばれているが、1942年頃には多くの飛行機、特にマッキMC202、205やフィアットG55などの戦闘機がドイツ製の酸素マスクを使用していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後にコレクター様から送られてきた

再現した酸素マスクのディスプレイ画像です。

 

 

 

 

 

 

とても貴重な体験になりました。

イタリアの未来遺産となることを心より願っています。

 

 

 

 

皆さま、いかがでしょうか。