こんにちは。
本日は、新作の日本海軍 夏用飛行帽をご紹介いたします。
こちらは東京都のM・S様から、製作依頼を承りました。
こちらです。
●表・・・焦げ茶色で柔らかく艶のある山羊革
●裏・・・茶系色のビロード布張り
●サイズ・・・63ｃｍ
（昭和12年～昭和16年の飛行帽）
このタイプは、記名布（麻）が後頭部にも付いています。
ボタンは当時飛行帽を製作していた工場からという事で入手した実物の猫目ボタンを使用。
裏側には衣料廠（横須賀軍需部・第一衣料廠など）の記名布とメーカー（民間会社）の商標が付いています。
当時の実物前期型飛行帽です。
裏側の記名布、配置も各メーカーで様々です。
こちらは初期の夏用飛行帽です。頬に鼻口当てマスクのホックが二つ並んでいます。初期夏用は内側に記名布がありますが、後頭部にも記名布が付いていますので、後付けしたと思われます。
鷲の目航空眼鏡と伝声管（送話口・受話口）を装着してみました。
このように伝声管ごと跳ね上げている状態も見られます。
皆さま、いかがでしょうか。