なぜ、このような間違いが起こるのかわからない、 | 「模型探偵団」明石小五郎の昭和のプラモデル

「模型探偵団」明石小五郎の昭和のプラモデル

昭和のプラモデルが好きなタダのジジイです、上から目線で書いてます、日本初のプラモデルメーカー、㈱日本プラスチックなど、真実のプラモデルの歴史を書いてます。

調べもので、ダンボールの中をガサガサと資料など探していたら次の資料があったので、ついでに紹介しておこう、

 

 

そう、昭和34年3月号の「子供の科学」と「模型とラジオ」の2冊、

これが出てきたので思い出した、それは何かと言うと、

 

その前に次の書籍で、

 

 

この中に書かれている今井科学の創業時から東京タワー、戦艦霧島までの記述のそのほとんどがデタラメであることはすでに紹介した、そう、このページのほぼ全文がデタラメ、あまりにも酷すぎる、僕自身どうしたらこのようなデタラメなことが書けるのかまったく理解不能、

そのデタラメな内容になる主な要因としては、ライターの方の勉強不足、資料などによる研究不足、そして、コピペによるものだろう、アッ、もう一つあった、人の受け売り、

 

ただ、一つだけその理由がわからなかったことがあった、なぜそのような間違いが起こるのか、

勉強不足でもない、資料による研究不足でもない、コピペでもない、

そのこととは、

 

 

実はこの文中の中で、「子供の科学」59年3月号の巻頭特集で東京タワーの木製模型の作り方が紹介されると、一層の爆発的人気を得た、とある、

文面の流れからこの木製模型の作り方が紹介されると、とあるので今井科学のキットのことであることは明らかだろう、

 

 

ところが、その子供の科学には東京タワーの作り方は載っていない、

しかし、子供の科学3月号の巻頭特集で作り方が載っている、と具体的に書かれている、

 

実は、その作り方というのは、冒頭の画像で紹介した「子供の科学」ではなく、「模型とラジオ」に載っている、

 

 

まあそのくらいなら誰でも間違うこと、単なる「子供の科学」と「模型とラジオ」との勘違い、

それくらいなら僕もたまに間違うこと、

 

しかし、その記事の内容を読むと、

 

 

今井科学の東京タワーのキットの作り方ではなく、自分で材料を揃えて作る自作の記事、

実際に読んだら最初の数行を読めば今井科学のキットではなく、自作する記事だとすぐにわかること、それともこのページを一瞬見ただけで今井科学のキットと思い込んであとは読まなかったのか、いくら考えてもその理由がわからない。

 

 

読んでみると、材料を揃えるだけでも大変、しかも普通の腕では作ることは難しい。