スタートカメラ | 「模型探偵団」明石小五郎の昭和のプラモデル

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昭和のプラモデルが好きなタダのジジイです、上から目線で書いてます、日本初のプラモデルメーカー、㈱日本プラスチックなど、真実のプラモデルの歴史を書いてます。

昭和20年代から30年代初頭にかけて、子供用のカメラとして流行ったのが「スタートカメラ」であった、
 
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僕も含め、今の高齢者にとっては非常に懐かしいカメラだろう、
このスタートカメラの発売は昭和25年、この左側はK型となっているので昭和27年発売、右はその数年後に発売された改良型のもの、
本体はベークライト製でフイルムを巻くツマミはプラスチック製である、
 
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当時僕が買ったのはたしか左のスタートカメラであった、価格は450円か500円だったと記憶している、フイルムを買ってカメラに装填し写したものの、写真店に現像プリントしてもらうお金がなかったので結局はカメラの中にフイルムを入れたままにした記憶が残っている、その後カメラをどうしたか記憶にない、
 
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メーカーは東京にあった㈱一光社というメーカー、その後このメーカーはどうなったのだろうか、
 
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左の初期型は空洞となっているが、右の改良型は枠が金属板で覆われガラスがはめこまれている、
 
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裏ぶたを開けてフイルムを交換するが、
 
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改良型は裏蓋は開かない、このように上の部分を外して、アレッ、当時のフイルムが入ったまま
に、初めて気が付いた、今日初めて開けたので今まで気が付かなかった、
 
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フイルムは真っ白になっている、65年以上経つのでフイルムもこうなってしまう、
このスタートカメラの次に子供用カメラとして流行ったのがフジペットカメラであった、
しかし、そのフジペットカメラは2,000円くらいしていたので当然僕は手にすることはできなかった。