さあ次は、フジミ模型の戦車プラモである、実は、いろいろと戦車プラモは組み立ててきたがフジミ模型の戦車は初めてのことである、ご当地静岡では思う存分活躍できず、孤軍奮闘?しているような様子なので応援の意味でも今回作って遊んでみよう、
組み立てるのはコレ、これも実は、「コレ、作って遊んでいいよ」と仰るので借りてきたものである、作って動かして、さんざん遊んで飽きてきたら返そうかなと思っている(笑)
たまが出る、砲塔が廻るとあるが、自動ではなく手動、
箱を開けて部品を見ると、オヤッ、となる、
このリモコンボックス、どこかで見たような、そう、実はこのリモコンボックスはあのリモコン式の戦艦プラモデルに使われていたものである、 フジミ模型 リモコン式 戦艦大和
何ッ、このゴムキャタピラは、なんとホッチキスで繋いである、実は後から誰かがホッチキスで止めたものではなく、これがオリジナルの状態のようである、 一体、どういうことなのか 、
このホッチキスで繋いだゴムキャタピラは、誰かが後で切れたキャタピラをホッチキスで繋いだのだろうか、
いや、そうではないだろう、切断面はスパっと綺麗、劣化して切れた跡ではない、キャタピラもまだ新品のように綺麗、
それから、繋いでいたホッチキスの針は、部品の入ったビニール袋を止めているホッチキスの針
と同じ物、
そう、まったく同じ針、錆びてはいないがおそらく当時の物だろう、
このタイガータンクはリモコンなので、念のために同じタイガータンクのシングルタイプの物を見てもらったところ、やっぱりシングルのキャタピラも真っ二つに切断されて上の画像のように束ねてあった、フジミのこのタイガータンクをお持ちの方は箱を開けて確認してみてはいかがだろう、おそらく、切断された状態で入っているはず、
もちろん、説明図にもそのことは書いてない、
ではなぜ、わからない、ひょっとしたら、自分で長さを調整して繋ぎなさいということかも、
しかし、今なら接着剤があるからいいものを、当時は今のような接着剤はなかったからどうやっていたのだろう、当時の少年雑誌の付録のプラ模型新聞ではキャタピラが切れたらホッチキスで繋ぎなさいと書いてあるが、僕も当時どうやってキャタピラを繋いだか記憶にはない、
キャタピラは最後に繋ぐとして、まづマブチ13モーターを取り出して、
どうも回転が遅い、ブラシがカーボンススみたいな物で汚れているのだろう、接点復活スプレーをビス穴から吹き付ける、
いちいち分解してブラシを取り出さなくても、このように穴から吹き付けてやればブラシは綺麗になる、穴からブラシは見えないが、とにかくビス穴から吹き付ければ大丈夫、ブラシは綺麗になる、
見事にモーターは勢いを増した、
それから、このリモコンボックス、
単3電池が入らない、単3電池4本を入れるボックスになっているが2本でいい、
実は4本入れても並列なので2本でOK,4本直列だったら物凄いパワーになるだろうが、
これはリモコン式の戦艦大和に使っていたもので、おそらくこのタイガータンクはフジミとしては初めての戦車プラモであり、まあ、とりあえずは大和のリモコンを使っておくか、というような考えだったのだろう、このリモコンボックスの修正も後回しにして、本体の組立に入ろう、
ギアボックスはちゃんと噛み合わない、モーターをセットして回転させようなら、ガリガリッと音を鳴らして噛み合わない、その理由はこのクラウンギアの穴がシャフトの径より大きいためにガタツクためである、そう、左右に傾いてモーターのピ二オンギアにちゃんと噛み合わない、
そこで、ハトメ、ナットを噛まして左右に傾いてガタツかないようにした、これでモーターのピ二オンギアと噛み合うようになる、
この起動輪のシャフトが長すぎる、ドライバーの先で示している部分をカットしなければならない、
そう、あの部分まで起動輪をトンカチで打ち込んだら突き抜けてしまうか割れてしまう、
当時もよく経験があるが、起動輪にシャフトを打ち込むと大体が割れてしまった、
だから、慎重に打ちこまなければならない、
無事に起動輪が割れずに打ち込み完了し、ギアボックスにセットすると、ギアボックスの爪がギアに当たってしまう、
そこで、はみ出した部分をカット、
言うまでもなく、車輪は一直線上に並べる、
まあとにかく、当時の子供達でこの戦車を走らせることができたかどうか疑わしい、
ほとんどいなかったのではないだろうか、