緑商会だけでなく、ミツワモデルも、 | 「模型探偵団」明石小五郎の昭和のプラモデル

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昭和のプラモデルが好きなタダのジジイです、上から目線で書いてます、日本初のプラモデルメーカー、㈱日本プラスチックなど、真実のプラモデルの歴史を書いてます。

 
マブチモーターのやり方に強く反発したのは、緑商会だけではなかったようである、
 
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それは、この当時のミツワモデルのプラモデルでもみてとれる、
 
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この戦艦陸奥のキットにはモーターが付いている、「強力スーパー 15モーター」となっている、
15モーターとしたのはマブチ15モーターを意識したものだろう、
 
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このキットの価格は250円、
モーターはこのキットの中に入っている、当時のキットには特製モーター付きというものがあったが、このキットのモーター付きというのは他のものとはちょっと違う、
 
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実は、このモーターはミツワモデルが100円で発売していたものである、
そう、250円のキットの中にはこの100円で発売していたモーターも含まれている、
だから、実質このキットの価格はたったの150円、う~ん、安い、
 
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おお~、結構いろいろなプラモにミツワモデル特製のモーター付きで発売していたようである、
これらの戦艦モデル等は昭和39年1月から3月頃に発売されたので、日本金属化学よりも数か
月前に仕掛けたことになる、http://blogs.yahoo.co.jp/akasikogorou/70751597.html
 
多分、マブチモーターは黙ってはいなかっただろう、
その後、訴訟沙汰になったような記事は載ってないので、おそらくマブチモーターとは静かに和解したのかもしれない。